パーソナルカラーコンサルタントの独り言
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広島にてパーソナルカラーコンサルティングサロン&スクール、Iris(イリス)を主宰しています。シーズンカラーアナリスト/パーソナルカラーコンサルタント/イメージコンサルタントとして、日々感じた事を綴っていきたいと思います。
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捨てないで下さい!
今日の記事は、私のコンサルティングの仕方(ある意味、企業秘密的なもの)に関わることなので、書こうかどうしようか迷ったのですが、これからパーソナルカラー診断を受けようと思われている方の参考になればと思い、書くことにした内容です。
お客様とお話しをしてい...
お客様とお話しをしていると、パーソナルカラー診断を受けると、身につけるもの全てを自分のパーソナルカラーにしなければいけない、と思われている方がかなり多くいらっしゃることに驚きます。他所で診断を受けて、カラーアナリストと名乗る人に、そのようにアドバイスをされた経験があって、そのように思い込んでいる、あるいは思わされている、という方も多くいらっしゃるようです。
「バッグを買おうと思っているけど、いいなと思ったデザインで、黒と茶があります。黒も茶も自分のシーズンの黒、茶かどうかよくわかりません。どっちにしたらいいですか?もしくは、それをやめて、自分のシーズンの黒や茶のバッグを探したほうがいいですか?」という質問を、以前お客様から受けたことがあります。
その際、私は、「バッグですし、ニュートラルカラーなので、パーソナルカラーにこだわる必要は基本ありません。靴が黒が多いなら黒、茶系が多いなら茶が合わせやすく使いやすいですよ。」と返答しました。
なぜなら、バッグは「顔の色」に影響を与えるようなものではないからです。
パーソナルカラーというのは、その方に似合う色のグループのことで、「似合う色」とは、「肌に調和する色」、つまり「肌を美しく見せてくれる色」ということです。そして、ここでの「肌」というのは、ほぼイコールで「顔」ということです。パーソナルカラーを身につけることによって、「顔色が良く見える」、「顔に映える」、「(顔の)肌が美しく健康的に見える」という効果を皆さん期待して、パーソナルカラー診断を受けられているはずです。逆に、「似合わない色」とは、「肌に不調和な色」、具体的には、くすんで見えたり、不健康そうに見えたり、クマやシミなどの欠点が強調されてしまうような色のことです。これも、やはり「顔(色)」に対するものです。
ですので、顔周りに似合う色(パーソナルカラー)を使う、持ってくる、というのが基本です。逆に、似合わない色は、顔周りに使用するのはなるべく避けて下さい、とアドバイスします。顔周りとは、顔の近く、そして顔の上(眼鏡や化粧)のことです。
私は、お客様に、決して、バッグや靴も含め、全身をご自身のパーソナルカラーにしたほうがいい、とは言いません。靴やバッグなどは、顔の近くで使って顔の色を変えてしまうようなものではないですし、洋服も、顔から離れたところでしたら顔の色には何の影響もありません。小さなジュエリー、アクセサリーならなおさらです(ジュエリーやアクセサリーの色に関しては、面積的に小さいから顔色への影響がほとんどないというだけでなく、ご自分のパーソナルカラー以外の色も違和感なく身につけて頂ける場合も多くあります)。
また、洋服の場合、顔の近くであっても(トップス)、ある方法を使えば、似合わない色を着ても、その色の影響を受けないようにしたり抑えたりすることは可能ですし、洋服は、似合う色であっても、デザインがその方に似合っていないと着ていてかなりの違和感がありますので、色だけ似合う色にすればいいというものでもありません。逆に、デザインや素材がその方に似合っていて、色だけご自分のパーソナルカラーと違う、ということでしたら、その方に似合って見えて、ご本人も着ていてほとんど違和感がないはずなので、顔の近くで着る場合のみ、色の影響を抑えるだけで充分だと思います。
しかし、お客様のお話しを伺っていると、「以前パーソナルカラー診断を受けたところでは、ジュエリーはゴールド色が似合う、シルバー色のものは身につけないほうがいいと言われた」とか、「似合わない色のものは着ないほうがいい、バッグや靴も全て似合う色にしたほうがいい、似合わない色は捨てたほうがいい」と言われたなど、私からすると信じられないような話がたくさんあります。人がお金を出して買ったものを「捨てたほうがいい」と言ってしまえるとは、ある意味すごい話です。
もちろん、どんな色を着るかは個人の自由ですから、靴やバッグも含めて全身を自分のパーソナルカラーで揃えたいということでしたら、それはその方の自由ですし、ご自分で似合わない色は捨ててしまいたいと思われるのでしたら、それも自由です。
ただ、もし受けられたパーソナルカラー診断の結果が正確でなかったらどうでしょうか?実は別のシーズンでした、となったら、本当は似合う色だったのに、似合わないと思って捨ててしまっていては、後の祭りです。実際、そういう方が結構うちにはいらっしゃるのです。
ですので、パーソナルカラー診断を受けても、靴やバッグも含めた全身をご自分のパーソナルカラーにする必要はありませんし、ご自分のパーソナルカラー以外の色はもう着られないから、身につけられないからと捨ててしまう必要もありません。逆に、そのようなアドバイスをする方はあまりにも無責任ですしプロとは言えません。
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雑感
2014-07-25T17:05:00+09:00
イリス
JUGEM
イリス
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パーソナルカラーセミナー
「パーソナルカラーセミナー」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?おそらく、そのほとんどが、「パーソナルカラー=自分に似合う色だから、そのセミナーに参加すれば、自分に似合う色、パーソナルカラーがわかるのではないか。」というものでしょう。少...
おそらく、そのほとんどが、「パーソナルカラー=自分に似合う色だから、そのセミナーに参加すれば、自分に似合う色、パーソナルカラーがわかるのではないか。」というものでしょう。
少し前の話になりますが、昨年の12月、ある女子大で「パーソナルカラーセミナー」を実施しました。基本的には学生達主催で、各分野の人を招いて話を聞く、といった趣向らしく、その大学に勤務している友人からの紹介で、実施することになりました。
さて、ここで何を話そう、どんな内容にしよう、と考えた時に、前述した「パーソナルカラー=自分に似合う色だから、そのセミナーに参加すれば、自分に似合う色、パーソナルカラーがわかるのではないか。」という参加者からの期待をどう扱うか、という問題に突き当たります。
このブログやWebサイトでも何度も書いているように、参加者が複数いる2時間程度のセミナーやイベント、カルチャー講座などで、参加者全員が自分のパーソナルカラーがわかる、ということはありえません。
しかし、セミナーやイベントの主催者たちは、参加者が期待するのと同じように、さもそれが当たり前かのように頼んできます。
曰く、「2時間で15人くらい集めてイベントをやりたいので、その中でささっと(おいおい)全員のパーソナルカラーの診断をお願いしたいんですが。」とか、平気で言ってきますからね。
ひどいのになると、「イベントに参加すればその後の集客に繋がるから宣伝になりますよね。だから無料でお願いできませんか。」とか・・・。
そういうのは理由をお話ししてもちろん全部断ってますけど、きっと、そういう依頼を受ける人がたくさんいるのでしょう。だから、パーソナルカラーのセミナーやイベントなどで自分のパーソナルカラーがわかると思い込んでしまう一般の方、主催者がいて、結局、悪循環が続いてしまうのだと思います。
さて、そんなこんなで、いろいろとセミナーの内容を考えました。今回は学生の主催でセミナーの場は大学、さまざまな職業の人に話を聞く、という趣旨とのことでしたので、若い人達に本当のパーソナルカラーを知ってもらい、これからたくさん見聞きするであろう巷に溢れる「パーソナルカラーもどき」に惑わされないようにしてもらおう、という内容にすることに決めました。
セミナー当日、最初に、「今日のパーソナルカラーセミナーに参加すれば自分のパーソナルカラーがわかると思っていた方はいますか?」と聞いたところ、予想通り、ほぼ全員が手を挙げました。
そこで、「パーソナルカラーというのはこういうセミナーですぐにわかるようなものではないんですよ。」と言って、本当のパーソナルカラー、本物のパーソナルカラーとはどういうものか、どのようにして診断をするのかを説明しました。
だから、書籍やネット上の自己診断チャートなど何の意味もないし、美容院や化粧品のカウンターで言われる、「あなたたぶん夏ね」などというものがいかに無意味か、ということも話しました(こういう経験がある学生さんも参加者の中に少なからずいました)。
セミナーの最後には、「パーソナルカラーもどき」を見分ける注意点を挙げ、「こういうものに惑わされないようにして下さい、正しいパーソナルカラーを知るまでは、自分自身の好きな色を着ているほうがいいですよ。」と言って締めくくりました。
よく考えると、何だか悲しい話なんですが、あの手この手でお金を使わせようとする人達に対して、賢い消費者になることは必要ですし、特にパーソナルカラーに関しては、それをゆがめて商売にしようという「もどき」の広まりがすごいので、結局このような内容になることはやむを得ないのだと思います。もちろん、本当のパーソナルカラーがどんなものかを知ってもらい、それを実際に活用して頂けたら、パーソナルカラーコンサルタントとして、こんなに嬉しいことはありません。
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パーソナルカラーもどき
2013-07-09T19:16:00+09:00
イリス
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イリス
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私の肌はブルーベース???
「私の肌はブルーベースなので」
「私はイエローベースだから」
こういう言い方を、よく見聞きします。どうしてそのように思っているのか、理由は知りませんが、この言い方、間違っているんですよね。
人間がブルーベースだとか、イエローベース、ということはあ...
「私はイエローベースだから」
こういう言い方を、よく見聞きします。どうしてそのように思っているのか、理由は知りませんが、この言い方、間違っているんですよね。
人間がブルーベースだとか、イエローベース、ということはありません。
これはパーソナルカラーではありませんし、間違った考え方です。
パーソナルカラーの基本は、まず、肌の下地の色(見かけの色ではありません)がクールかウォームに分かれ、肌の下地がクールの人にはブルーが下地の色、つまりブルーベースの色が肌に調和する、肌の下地がウォームの人にはイエローが下地の色、つまりイエローベースの色が調和する、ということです。
何でクールとウォームが分かれるのか、何で決まるのかは、お客様には最初にご説明しますし、生徒さんに教えていることですので、ここでは書きません。が、決して、見た目が青いとか黄色いということではありません。例えば、見かけが黄色いクールの人もいます(私たち日本人は黄色人種ですし)。
なので、パーソナルカラーの診断の際は、まず最初に、肌の下地がクールかウォームかをテスターを塗ってチェックします。逆に言えば、見かけの肌の色や、ましてや髪の色だの目の色だの血色の色だのを見て、「この髪の黒はブルーベースの黒」だとか、「この血色の色はイエローベースの赤」というようなことを見ているのは、何の意味もありません。
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パーソナルカラーもどき
2013-01-31T02:55:00+09:00
イリス
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イリス
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久々です
ブログの更新をしなければ、と思いながら、時は過ぎ、今見てみたら、なんと最終更新は2010年9月(6周年って、、昨年の8月で8周年ですよ・・・)。2年以上も更新してなかったのですね。自分では1年位の感じでした・・・。書きたいことはたくさんあって、メモ(ブログのネタ)もい...
書きたいことはたくさんあって、メモ(ブログのネタ)もいろいろストックしてあるのですが、なかなか更新に至りませんでした。
これから少しずつ文章としてまとめて、出していこうと思います。
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雑感
2013-01-31T01:16:00+09:00
イリス
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6周年
イリスは、今年の8月で、オープンより6周年を迎えました。現在は、7年目。始めた頃は、何年もつか全く予測もつかず、正直、途中でやめてしまおうかと思ったことも何度かありました。それでも、何とかここまでやってこれて、自分でもよくやってきたなあと思いますし、お客...
始めた頃は、何年もつか全く予測もつかず、正直、途中でやめてしまおうかと思ったことも何度かありました。
それでも、何とかここまでやってこれて、自分でもよくやってきたなあと思いますし、お客様や生徒さんには本当に感謝しています。
普段はあまり何周年、というのは気にしないのですが(今回も気がついたら6周年だった、という感じ)、自分で感慨深い想いになることがまれにあります。しかも結構ささいなことです。
最初に感じたのは、3年を過ぎた頃、サロンで使っていた自分用のスリッパがだめになり、交換した時。ああ、交換が必要になるくらい使ったんだ、と一人でしみじみしました。
次が、結構最近なのですが、この3ヶ月くらいで仕事用の色見本(カラーファン)を新しいものに交換した時。このカラーファンは私が本格的にパーソナルカラーの勉強を始めた時に購入したものなので、もう9年くらい前から使っているものだと思います。段々と汚れてきて、一部破れたりもして補修をしながら使っていたので、いつか換えないといけないなあとは思っていたのですが、なんというか、自分がこれまで勉強・仕事をしてきた証のようなものなので、なかなか交換できずにいました。
しかしカラーファンが新しいバージョンのものになり(従来のものよりも発色がやや鮮やかに、色も全体的にやや濃くなった)、お客様にお渡しするカラーファンと違ってもいけませんので、私の仕事用のカラーファンも新しいものに交換することにしました。シーズンごとに新しいバージョンになる時期が違いましたので、先日、最後のシーズンを新しいものに交換し、全シーズン交換完了。
上の写真は、新旧の春のカラーファン。左が今まで使っていたもの。右が2代目の新しいものです。やっぱり、古いものは薄汚れていますね。でも新しいのは馴染むまで結構使いにくいんですよ。
これまでずっと使ってきたカラーファンは、自分の歴史の一部のような気がします。でも、カラーファンを新しくして、気持ちも一新、この2代目カラーファンとこれから頑張っていこうと思います。
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雑感
2010-09-25T17:39:00+09:00
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ラジオに出演しました
昨日(1月12日)、RCCラジオの「桑原しおりの基町こまち」(火曜〜金曜 15時〜17時)という番組に出演しました。知り合いに聞かれると恥ずかしいので、誰にも言わずに出演(笑)。実は、この番組のパーソナリティである桑原しおりさん(桑ちゃん)は、高校の時の同級生。...
RCCラジオの「桑原しおりの基町こまち」(火曜〜金曜 15時〜17時)という番組に出演しました。知り合いに聞かれると恥ずかしいので、誰にも言わずに出演(笑)。
実は、この番組のパーソナリティである桑原しおりさん(桑ちゃん)は、高校の時の同級生。カラーコーディネーターの人に話を聞こう、となった時、彼女が、「同級生にそういう仕事をしている人がいる」、という話になり、今回の出演に至りました。
しかし、緊張しました。今回はラジオでしたので、映っていないと思えばテレビなどよりはましですが、それでも結構緊張しました。
さて、何を話したかといえば、「魅力を引き出す色」、ということで、「パーソナルカラー」や「パーソナルカラー診断」とはどんなものか、というのを紹介する、ということだったのですが、正直、うまく話せませんでした。事前に桑ちゃんに少しパーソナルカラー診断を受けてもらい、うまく話を引き出してもらうようにしたのですが、話す時間は15分くらいですし、なかなか短くまとめるというのは難しい。
似合う色グループは4つに分かれていて、それぞれに四季の名前がついていること、診断の際には、まずは肌の下地でクールとウォームに分かれること(これは髪の毛を染めようが日焼けしようが変わりません)、そして肌の下地がクールの方にはブルーベースの色(夏・冬)が似合うこと、肌の下地がウォームの人はイエローベースの色(春・秋)が似合うこと、最終的に1つのシーズン(最も似合う色グループ)の診断を行うこと、そしてそれぞれの四季の色の特徴の説明など、大事なことは話しましたが、ビジュアルがないので言葉だけの説明となり、聞いていた方にわかって頂けたのか、ちょっと不安です。
ただ、肌の下地(クール/ウォーム)の説明も出来ましたし、似合う色だけでなく、診断には個性や気質も取り入れている(イメージコンサルティングに必要)ということや、診断には時間がかかることも話せたので、化粧したままの人を見ただけで判断するような「パーソナルカラーもどき」を「パーソナルカラー」だと思っている方には、少しでも認識を改めて頂けたのではないか、と思っています。
でも、お越し頂くお客様とお話をしていてもいつも思うのですが、本当にこの仕事は、「オーダーメイド」なんですよね。私は自分のことを、オーダーメイドを行う「パーソナルカラー職人」だと思っています。お一人お一人に時間をかけて、その方に最も似合う色グループを診断し、似合うデザインや生地等、その方の魅力を最大限に引き出せるようコンサルティングを行います。そうすると、自信を持って服装品や化粧品などを選んで頂けるようになりますし、それまで眼中になかった色も、似合うなら着てみようということで、新しい色を着て頂けるようになり、周りの人に「それ似合うね」と褒められたりして、最終的に、今まで気がつかなかったご自身の魅力を再発見して頂けるのです。そのお手伝いが出来るのですから、本当に興味深い仕事です。
あ、皆さん、RCCラジオ、「桑原しおりの基町こまち」、聞いて下さいね!
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お知らせ
2010-01-13T19:33:00+09:00
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あけましておめでとうございます 2010年
あけましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い致します。と言っても、実はこれを書いているのは1月も半ばなのですが、投稿日時は変えられるので、1月1日の日付で投稿します。しかし、昨年もブログの更新頻度が結局少なかったですね。まあ、駄文を書き...
と言っても、実はこれを書いているのは1月も半ばなのですが、投稿日時は変えられるので、1月1日の日付で投稿します。
しかし、昨年もブログの更新頻度が結局少なかったですね。まあ、駄文を書き連ねても仕方がないですし。
読み返していると、結局、「本物のパーソナルカラー」ではなく、世の中には「パーソナルカラーもどき」が広まってしまっていることへの「憂い」や「憤り」みたいなものがあるのですが、そうするとどんどん文章にそれが出てしまって、良くないなあと思い、お客様から聞くお話や問い合わせなどから、昨年の後半はもう、「あきらめ」と言いますか、そういう感じで、ブログを書くのが嫌になってしまった部分はあるんです。
まあ、そういう状況は状況として、自分は自分で、自らの仕事をしっかりとやっていこうと思います。
「パーソナルカラーを知ってよかった」「そちらでパーソナルカラー診断を受けて良かった」というお客様からの言葉を励みに、今年も頑張ろうと思います。
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雑感
2010-01-01T08:00:00+09:00
イリス
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意味がわからない・・・
以前も「易きに流れる」というエントリーで書いたのですが、パーソナルカラーの勉強をしたい、プロになりたい、という方達からのお問い合わせをよく頂くのですが、最近、その中で、「この人達は本当にプロになりたいのだろうか」ということも含めて、正直、「意味がわから...
易きに流れる」というエントリーで書いたのですが、パーソナルカラーの勉強をしたい、プロになりたい、という方達からのお問い合わせをよく頂くのですが、最近、その中で、「この人達は本当にプロになりたいのだろうか」ということも含めて、正直、「意味がわからない」と思うことが、度々あります。
曰く、「化粧を取ってもらうのは無理で、一人5分ぐらいしか時間がないんですけど、それでパーソナルカラーの診断をしたいんですが、そういうの出来るようになりますか?」とか、「宿題が多いということですが、仕事もしてるしあまり時間がないんですけど、それでも出来ますか?」「2、3ヶ月くらいで資格を取って仕事を始めたいんですけど、可能ですか?」「そちらで勉強したら、どこでも通用するのですか?」「そちらのスクールのコンセプトは?」等です。
まず、びっくりしたのがこれです。
「化粧を取ってもらうのは無理で、一人5分ぐらいしか時間がないんですけど、それでパーソナルカラーの診断をしたいんですが、そういうの出来るようになりますか?」
→これは「パーソナルカラー診断」ではありませんし本物のパーソナルカラー診断ではこんなことはあり得ません。これは、私が最も問題があると考えていることで、それはホームページにも嫌というほど書いています。うちで勉強された場合、その後どういう形態でお仕事をされようとその方の自由ですが、うちではパーソナルカラーもどきは教えていませんし(パーソナルカラーもどきは個人の印象・感性なので教えることは何もないのですが)、本物のパーソナルカラーを勉強したら、こういうことははっきり言えばお客様を騙すことになるので、決して出来なくなると思います。うちのホームページを見て、なぜこういう質問が出るのか、本当に不思議でした。
「宿題が多いということですが、仕事もしてるしあまり時間がないんですけど、それでも出来ますか?」
→時間は作るものだと思います。本当にパーソナルカラーの勉強をしたい、プロになりたい、と思われるのであれば(やる気があれば)、時間をやりくりされるのではないでしょうか。私自身、勉強で大阪に通っていた時はフルタイムで仕事をしていましたし、休みが月に2、3日という状況でした。やる前からこういうことを言われる方は、本当にやる気があるのかな、と思ってしまいます。
「2、3ヶ月くらいで資格を取って仕事を始めたいんですけど、可能ですか?」
→プロ用養成コースである専門コースの受講期間はWebサイトをご覧頂ければわかるようになっています。楽をして履歴書に書ける資格を取って、早くお金を儲けたい、という人達なのかな、と思ってしまいます。お金を頂くプロになるのに、なぜ短い時間で簡単に出来ると思うのでしょうか。プロとしての責任感よりも、お金儲けのほうが大事なのでしょう。
「化粧をしたまま一人5分」の最初の質問のようなケースも含めて、こういう人に仕事を頼む人達も、そろそろ本当のパーソナルカラー診断がどういうものか、認識を改めて頂きたいなと思います。
私も、パーソナルカラーの仕事をしている、と言うと、以前は、カラーセミナーやイベントをやってくれませんか?という依頼が結構来ていました。ですが、どんな内容かを聞いてみると、「パーソナルカラーは似合う色がわかるんですよね、2時間のセミナー/イベントで15人ほど集めたいので、その方たちに似合う色を診断して下さい」「カルチャーのカラーコーディネート講座で参加者のパーソナルカラーの診断をして下さい」といったもので、本当のパーソナルカラーですとそれは明らかに無理ですので、全員の診断は無理である理由を説明し、別の内容(例えば、パーソナルカラーはどういうものなのかを話して、それを知ればどんないいことがあるのかや、どんなに便利なものか、という話や、一般的な色の話など)はどうかと提案するのですが、結局、「カラーセミナー」や「カラーコーディネート講座」などに参加する人達が知りたいのは「自分に似合う色」なので、話が合わずに全てお断りしました。なので最近はそういう話もとんと来ません。商売のことだけを考えるのなら、妥協してそういった話を受ければいいのかもしれませんが、そんなことは絶対にしたくないですし、出来ません。
で、そういう仕事を受ける人達は、結局、化粧をしたまま見ただけでパーソナルカラー診断をしている人達ですから(=パーソナルカラーもどき)、仕事を頼む側やお客様、カルチャーの生徒さん達が、パーソナルカラーってこういうものなんだな、と思ってしまい、間違ったものが広まる、という悪循環に陥っているのです。
「そちらで勉強したら、どこでも通用するのですか?」
→どこでも、というのがどこのことなのかよくわかりませんし、他のスクールのことなのでしたら他所のことはご自分で調べて頂きたいですし私に聞かれても困りますが、うちでは「本物のパーソナルカラー」しか教えていませんし、実際に、他所で勉強したけど結局何も学べなかった、ということで、受講されている生徒さんも何人もいらっしゃいます。
「そちらのスクールのコンセプトは?」
→Webサイトにも書いていますが、間違ったもの(パーソナルカラーもどき)がはびこる本当にひどい今の状況の中で、本物のパーソナルカラー、そしてその素晴らしさを、一人でも多くの方に知ってもらいたい、という想いでやっています。
で、こういうことを聞いてくる方の多くは、結局、うちでは勉強されません。手っ取り早く資格を出してくれるスクールに行かれているのでしょうか。そして、3ヵ月後くらいには仕事としてやっているのでしょうか。
私には、本当に、意味がわかりません。
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雑感
2009-08-27T01:40:00+09:00
イリス
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ドレイプの枚数
時々、ドレイプ(顔にあてる色の布のこと。私は布ではなく、布よりも使いやすいボードを使用しています)の枚数を聞かれることがあります。
曰く、
「コンサルティングの時に使用するドレイプは何枚くらいなのですか?」
「スクールコースの教材のドレイプは何枚で...
曰く、
「コンサルティングの時に使用するドレイプは何枚くらいなのですか?」
「スクールコースの教材のドレイプは何枚ですか?」
というものです。
こういうお問い合わせをしてこられる方は、間違いなく、ドレイプの枚数は多いほうがいい、と思っていらっしゃいます。
私自身も、パーソナルカラーに興味を持って本を買ったりしてあれこれ自分で調べていた時や、最初に勉強らしきことを始めた時、ドレイプが欲しくて色々探したことがあったのですが、その際、なるべくなら枚数が多くて値段が安いほうがいい、と思っていたものです。
今になってみれば、それがいかに意味のないこと、間違った認識だったのかがよくわかります。
私は36枚のドレイプを使いますが、36枚と聞くと、「結構少ないんですね」という感想を持たれる方もいらっしゃいます(やはり多いほうがいいと思っているためにこのような感想が出るのでしょう)。しかしその36枚は、全て理由があって選ばれた36枚ですし、どの色相・色を、いつ、どのように使うのか、非常に細かく決まっており、全てに意味があります。それを知れば、ドレイプは36枚で十分だということがわかるのです。
よく、120枚(1シーズン30枚×4シーズン)のドレイプが売られていますが、私が以前勉強した際には、その120枚の意味や使い方は何も教わりませんでした(意味はもともとないから当たり前ですが)。教わったのは、布の当て方とめくり方ぐらいです。しかも、きちんとした勉強をしてからこの120枚を見ると、そもそもなぜこの色がこのシーズンに?という、シーズンを間違っているものがたくさんあることに気がつきましたし、シーズンが合っていても、意味があってその色が選ばれているわけではないので、意味なくむやみに枚数が多いだけ、ということもよくわかります。
枚数が多いと実は混乱するだけです。色の専門家なら、本来その程度のことは知っていて当たり前なんですけどね…。
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雑感
2009-05-23T09:10:06+09:00
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パーソナルカラーに興味のある方に伝えたいこと
結論から行きます。
パーソナルカラーに興味があって色々調べている中で、なぜかこのブログに辿り着いた方にお伝えしたいのですが、それは、「パーソナルカラーもどきに惑わされるくらいなら、ご自分の好きな色を好きなように着て下さい。」ということです。
以下は...
パーソナルカラーに興味があって色々調べている中で、なぜかこのブログに辿り着いた方にお伝えしたいのですが、それは、「パーソナルカラーもどきに惑わされるくらいなら、ご自分の好きな色を好きなように着て下さい。」ということです。
以下は、先日お越しになったお客様から聞いた話です。
そのお客様はあるデパートで行われたパーソナルカラーのイベントに参加され、自分も受けてみたいと思い、インターネットで色々と検索されていたそうです。最初は東京や大阪などでしかできないんだろうと思って探されていたそうなのですが、たまたま広島で検索したらうちのサイトが見つかり、そのままうちにお越しになりました。
その、デパートでのイベントの内容が相変わらずで(確か以前もデパートでのイベントでの似たような話をブログの記事にしたことがあります)。
専門学校で講師をしているという人がやっていたらしいのですが、時間は30分ほど、参加者の中から2名を選び、もちろんお化粧をしたまま、ライトもなく、イエローベースとブルーベースのドレイプを両肩にあてて、「どっちがいいですか?」などと参加者の人達に聞いていたそうです。そしてその結果が、一人の人には「あなたは中間タイプだからどちらも似合うけど、どちらかと言えばこっちね」というものだったそうです。
突っ込みどころが満載過ぎてどこから行こうか迷うくらいですが、まず、
化粧をしたままドレイピングをする
ありえないです。この時点で「パーソナルカラー」ではありません。
ライトを使用せずにドレイピングを行う
上に同じ。
「あなたは中間タイプだからどちらも似合うけど、どちらかと言えばこっちね」
これには開いた口がふさがりません。もちろん上に同じ、なのですが、この人が言うようにイエローベースの色もブルーベースの色もどちらも似合うのだったら、イコールどんな色でも似合うということなので、別にパーソナルカラーの診断を受けなくてもいい、ということですよね。
上記の例は2分類ですが、4シーズンの4分類でもこういうことを言う自称カラーアナリストがたくさんいます(この辺のことは本サイトのこのページをご参照下さい)。
曰く、「あなたは夏秋だから両方似合う」だとか、「あなたは冬だけど春の色も結構似合いますよ」とかですね。これは実は、パーソナルカラーの理論を根本から否定しているのと同じことなのですが、こういうことを平気で言ってしまえるような人達は、理論的なことを全く勉強していないので当然と言えば当然なのですが、そんなことには全く気が付いていません。
パーソナルカラーの診断を受けに来るお客様は何が知りたいのか、と言えば、自分に一番似合う色(グループ)、自分を最も美しく見せてくれる色(グループ)を知りたいのです。そして、それがわかるというのが「パーソナルカラー診断」のはずです。上記の例は無料のイベントですからまだしも、高いお金を出して、「あなたは2つのシーズンが似合うからどっちでもいい」とか、「3つのシーズンが似合う」などと言われたら、どうでしょうか?何の意味もない上に、お金を捨てているようなものです。
で、最初の結論に戻るのですが、そんなパーソナルカラーもどきの間違った診断を鵜呑みにするくらいなら、ご自分の好きな色を好きなように着たほうが、精神衛生上も、何倍もいいと思います。
でも、普通の方達はプロの先生が言うのだから、と信じてしまうものですよね。私も何も知らない頃はそうでした(こことかこの辺をご参照下さい)。うちに来られるお客様や生徒さんからも、こういった経験があるという話は、何度も何度も聞きます。それはもう、本当に嫌になるぐらいです。
あるお客様は、最初の診断で「あなたは春だけど冬の色も似合う」と言われ、その次のところでは「夏」と言われたそうです。で、うちに来られて診断をしたら、結果は、「秋」の方でした。この間、10年近く経っていますが、お客様はその結果を信じて、似合うと言われた色を着てはみるものの、何かしっくりこない、と悶々としておられたようです。現在は大変すっきりされたということで、洋服選びや化粧品選びが楽しくなったとおっしゃっていました。
こういう話を聞けば聞くほど、改めて、この仕事の責任の重さを痛感します。なのに、なぜ、見ただけで、「あなたは夏ね」とか言ってしまえるような人がいるのか、私には本当に理解できません。
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パーソナルカラーもどき
2009-03-19T04:45:07+09:00
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色についての「迷信」
メイクやファッションの世界では、色に関して、根拠のない迷信的なことが結構信じられています。曰く、「ほとんどの日本人に似合う色味」とか、「日本人の肌をきれいに見せる色」、「誰にでも使える万能色」、「年を取ったら華やかな色を使うべき」なんていう類のものです...
ほとんどの日本人に似合う色味」とか、「日本人の肌をきれいに見せる色」、「誰にでも使える万能色」、「年を取ったら華やかな色を使うべき」なんていう類のものです。
以前、何となくテレビショッピングを見ていると、カリスマ美容家みたいな人が出てきて、自分で作った化粧品を売っていました。画面からの判断ですが、イエローベースのファンデーションを塗って、それでそのモデルさんは肌がきれいになったように見えました。なのでこのモデルさんはきっとウォームの人なんだろうなあと思いながら見ていたのですが、その次に、「どんな人にも万能の効果があるという女優ハイライト」なるものが出てきて、少し紫がかった白のハイライトを目元に使っていました。このハイライトは間違いなくブルーベースの色です。画面からだけでも、明らかにモデルさんの目元がくすんでいました。
なのに、面白いことに、司会の人は「まあーっ、きれい!すごい!」を連発。いくら商売とはいえ、ここまで露骨にできるんだなあと、ある意味感心しました。
雑誌やテレビなどで見るメイクは、実際に普通の方がするメイクとはかなり異なります。雑誌などは一瞬ですし現在ではかなりの修正をしています。またテレビはハイビジョン化というのはありますが、照明がすごいので、そんなにあらが目立ちません(たまにいつもはきれいな肌の女優さんが生の公開番組などに出ていると肌の状態が悪くてびっくりすることがありますよね)。
しかし、雑誌やテレビなどを見て、皆さん期待して化粧品を購入されるようです。カリスマ○○という人達が次から次へと登場しています。その人達が薦めているから、と言う理由で購入する方も多いですね。そこで上記のような「迷信」が登場します、メーカーは商売ですからあの手この手で売りつけようとします。雑誌もその広告媒体の一つに過ぎません。
「年を取ったら華やかな色を使うべき」というのは(これは洋服などでもよく言われますが)、パーソナルカラーの観点で言えば迷信でしかありません。秋のくすんだ色が似合う方や夏の淡いパステルカラーが似合う方は、一生その色が似合うのです。年齢を重ねたからと言って急に鮮やかな色が似合うようにはなりません。
よく、新聞やテレビなどで、一般の方(特に年配の方)を対象にした「おしゃれ講座」「変身講座」みたいな企画を見かけます。女性ならメイクとファッション、男性はファッションのみなのですが、それを見るたび、この「年を取ったら華やかな色を使うべき」という迷信がこれほどまかり通っているのかと驚くとともに、ファッションでは、「年を取ったら若々しいデザインで活気を出す」というような迷信が加わり、ものすごいことになっているのにも驚きます。
こういう企画は、一般の方をモデルとして、メイクやヘア、ファッションなど、その道のプロと言われる人達がその方を「改造」していくのですが、パーソナルカラーを無視した鮮やかな色使いと本人のイメージ(私達が使うパーソナルカラーにはイメージも含まれています)を無視したファッションで、「無理に若作りをしました」感が否めない仕上がりになっているものがほとんどです。ビフォアとアフターの写真を見ても、前のほうがご本人に合っているなあ、と思うことが多いのです。
こういったものは、その道のプロの方達が、パーソナルカラーの知識がないのはもちろんのこと(もし知識があれば、「年を取ったら華やかな色を」などと言うことは言えるはずがない)、ご自分のセンスに自信があってご自分の感性でいいと思うものを人に薦めており、その方一人一人に合ったものを薦めているわけではないので「改造」というよりは「改悪」になってしまっているのです。きっと、あの変身後、ほとんどの人は居心地が悪く感じて元に戻っていると思います。
ご自分の正しいパーソナルカラー(イメージも含まれます)を知れば、こういった「迷信」に惑わされることはなくなるんですけど、「本物のパーソナルカラー」がなかなか広まらず、「パーソナルカラーもどき」が幅を効かせている現状では、難しいかもしれません。
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雑感
2009-01-22T20:41:37+09:00
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パーソナルカラーと化粧品 ?ポイントメイク編
「パーソナルカラーと化粧品 ?ファンデーション編」という遠い過去の記事の続きです(今年は更新回数を増やそう、という意気込みが続いているうちに書いてしまいます)。
前回は、「パーソナルカラー診断を受ける前にご自分に似合う色の化粧品を使っている方が少ない...
パーソナルカラーと化粧品 ?ファンデーション編」という遠い過去の記事の続きです(今年は更新回数を増やそう、という意気込みが続いているうちに書いてしまいます)。
前回は、「パーソナルカラー診断を受ける前にご自分に似合う色の化粧品を使っている方が少ない理由」について、ファンデーションを中心としたベースメイクのことを書きました。今回はポイントメイクについてです。
まず、アイシャドウについて。
アイシャドウでお客様がよくおっしゃるのが、「ブルー系をつけると変になる、おかしい」というものです。自分はブルーが似合わないのではないか、と思われている方も多いですね。
もちろん、その方の似合う色(シーズン)のブルーなら似合うはずですが、基本的に、市場で売っているブルー系のアイシャドウは、ほとんどがクール(夏と冬)の方に似合うブルーベースのものなのです。
ですので、ウォーム(春と秋)の方がブルー系のアイシャドウをつけると、目がはれぼったく見えたり、あざのように見えたりと、何もいいことはありません。春の方なら春のターコイズブルー、秋の方なら秋のブルーグリーンがお勧めなのですが、これらのイエローベースのブルー系は、一般にはあまり売っていませんね。
同じようにブルーベースが多いのがピンクとパープルです。ピンクのアイシャドウやチーク、口紅などは、市場で売っているものはほとんどがブルーベースです。ピンクは女性の方なら好きな方が多いので(特に春の方はピンクがよく似合います)、ウォームの方には辛い所です。
ですので、ウォームの方は結局、ベージュやブラウンなどの色に落ち着いてしまう、ということが多いようです。しかし、ベージュやブラウンにもイエローベース、ブルーベースのものがありますので、その辺の見極めは普通の方には難しいため、似合う色が見つからずにアイシャドウはほとんど着けなくなってしまった、という方もお客様にお話を聞いていると多いですね。
また、日本人は、マスカラやアイラインは黒一辺倒です。
パーソナルカラーの観点で言えば、真っ黒を顔にのせてもいいシーズンは一つだけです。それ以外の方には、お顔の上に直接真っ黒をのせるのは、肌にきつ過ぎます。
ですが、みなさん、目を大きく見せたい、ぱっちりさせたい、くっきりさせたい、という考えで、黒を使われています。メーカーも、アイラインやマスカラは黒しか作っていないというものも多いですね。ですが実際は大きく見せるのに必ずしも黒は必要ないですし、黒は収縮色でもあります。目の周りが真っ黒で肌に調和せず、きつい印象を受ける方が少なくありません。
髪の毛や眉だと、黒は重いとかきつい、と思われているのに、なぜマスカラとアイラインだけは黒がいいと思われているのか、いつも不思議に思います。
チークに関しては、他の化粧品に比べて、割とブルーベースの色もイエローベースの色も偏りなくありますし、普通の方が見てもわかりやすいのではないかと思います。ただ、チークは、ベースを間違えるとかなり顔がくすみますので、影響は結構大きいです。
口紅もチークと同様、ブルーベースの色もイエローベースの色も偏りなくありますし、見てわかりやすいですね。
ただ、最近は口紅を塗らない人や淡い色、ヌードカラー、グロスだけ、という人が、特に若い世代を中心に増えています。
淡い色やヌードカラーが似合う方ならいいのですが、そうでない方がそれらの色をつけられていると、顔色が悪く見えることも多いです。普段ならまだしも、ブライダルや成人式など、華やかにドレスアップする際にもかなり薄い口紅やグロスをつけられる方が多いのですが、当然流行もありますが、個人的には、肌も美しく見えないし、華やかさがなく大変残念です。場にふさわしい、TPOを考慮したメイクが必要なのは言うまでもありません。
「濃い口紅をつけると下品でけばけばしくなるのではないか」「メイクが濃すぎると思われるのではないか」、と心配している方が多いのですが、パーソナルカラーの考え方で言えば、その方に合った色の強さというのがありますので、似合う色で似合う強さのものをつけて頂ければ、肌が美しく見えますし上品に見えます。似合う色と強さなら、決してけばけばしく見えたりはしないのです。
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メイク
2009-01-15T19:55:04+09:00
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あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。
ブログですが、以前のブログは今月末でサービスが終了するため、年末年始のお休みを利用してこちらに移転を致しました。
このブログの色はあまり気に入ってないのですが、ほかに「これ」といったテンプレートがないため、しばらく...
ブログですが、以前のブログは今月末でサービスが終了するため、年末年始のお休みを利用してこちらに移転を致しました。
このブログの色はあまり気に入ってないのですが、ほかに「これ」といったテンプレートがないため、しばらくはこのままで。
しかし、移転作業をしていて思ったのですが、更新してなさ過ぎですね。昨年などはたった3回…。お陰で移転作業は楽でしたが。
今年は、更新回数を増やします。
では、今年も宜しくお願い致します。
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お知らせ
2009-01-02T19:37:04+09:00
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パーソナルカラーと化粧品 ?ファンデーション編
パーソナルカラーにとって、化粧品はとても大事なものです。
女性のコンサルティングの際、私は必ず似合う色でのメイクをします。
似合う色の化粧品を使うと、本当に皆さん美しくなります。
似合う色でメイクをしてから、シーズンの色(似合う色)を顔にあてていく...
女性のコンサルティングの際、私は必ず似合う色でのメイクをします。
似合う色の化粧品を使うと、本当に皆さん美しくなります。
似合う色でメイクをしてから、シーズンの色(似合う色)を顔にあてていくのですが、その際のお客様の美しさは、いつも私を驚かせます(時にはご本人も)。そしてその瞬間が、パーソナルカラーというものの素晴らしさを実感できるという意味で、私の最も好きな瞬間なのです。
洋服の場合、ご自分のシーズン以外の色であっても着る方法はいくらでもありますし、洋服というのは色だけで構成されているわけではないので、ご自分のシーズンの色以外でも、ある意味「似合う洋服」、というのはあるわけです。
しかし、化粧品の場合は、肌に直接のせるものなので、アンダーベースの異なる色や似合わない色を使ってしまうと、くすみなど様々な影響がダイレクトに出てしまいます。逆に言えば、パーソナルカラーによる効果が最も出やすいのが化粧品(メイク)である、と言えるでしょう。
これまで多くの方にメイクをしてきましたが、パーソナルカラーの診断を受ける前、ご自分に似合う色の化粧品を使っている方は、実はそんなに多くありません。洋服の場合は結構いらっしゃるんですけどね。
理由は色々ありますが、まず、ファンデーションから。
日本で作られているファンデーションの9割はウォーム(春・秋)の方に似合う、イエローベースのものです。では残りの1割はクール(夏・冬)の方に似合うブルーベースのものかと言えばそんなことはなく、強いて言えば、ピンクベースと言えるようなものです。
ブルーベースのファンデーションはほとんどない、と言っていいでしょう。正しいパーソナルカラーの理論に最初から基づいて作っていなければ、ブルーベースのファンデーションは作れません。
ある有名化粧品メーカーのファンデーションで、そんなに大々的に言っているわけではありませんが、これがイエローベース、これがブルーベースのファンデーション、と分類しているものがあったので色をチェックしたところ、実際には10色あるファンデーションのうちほぼ全て(9色)がイエローベースのファンデーションで、残りの1色のみピンクベースがある、という感じでした。
そこのメーカーの分類基準が面白くて、イエローベース=黄色がかった肌用、ブルーベース=赤み(ピンク)がかった肌用、というものでした。根本から間違ってます。
私達はクールかウォームかを決めるものが何なのか、肌の色とは何か等、肌のことをきちんと勉強します。ですので、上記のような考え方が大間違いであることはすぐにわかるのですが、このような間違った知識を取り入れて有名化粧品メーカーが商品を作ってしまうというのは、いかに間違ったパーソナルカラーが広まっているかの現れでもあります。
ですので、クールの方達はなかなかご自分に合うファンデーションを見つけることは難しく、仕方なくピンクベースのものを使っている(というか、それしかない)、という感じでしょう。
ではウォームの方達は市場にたくさんあるものから選べるので、ご自分に合っているものを使っているかと言うと意外とそうでもなく、同じイエローベースのファンデーションでも、色みや明度が肌にあっていない方がほとんどです。
面白いことに、日本は美白信仰があるためか、かなりの数の方がご自分の肌よりも明るめ(白い)のファンデーションを使っています。ですので、首の色よりもお顔の色がかなり白かったり、白浮きしてしまうような方が結構いらっしゃるのです。
あと結構多いのが、メイクアップベース(下地)や日焼け止め、コントロールカラーなどでグリーンや紫やピンクやイエローなど色がついてしまうものを使っている方で、色は重ねれば重ねるほどくすみますので、本来の効果が期待できないどころか逆に悪くしてしまっていることがほとんどです。
似合う色のファンデーションは、本来のご自分の肌の色にマッチし、肌を更に美しく見せる効果があるのです。
ファンデーション(ベースメイク)がきちんとできれば、メイクの7割は完成したと言っていいでしょう。逆に言えば、どんなに上手く眉が描けようが、アイシャドウがきれいに塗れようが、肌に合った色のファンデーションを使っていなければ、メイクの7割がだめということなので、台無しになってしまうのです。
?に続く予定。
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メイク
2008-08-08T01:44:30+09:00
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オンラインショップをオープンしました!
パーソナルカラーツールやパーソナルカラーで分類された化粧品・メイク用品を販売するオンラインショップをオープンしました。
パーソナルカラーショップIris(イリス) http://iris.ocnk.net/
会員登録(無料)して頂くと、お買い物に使える300ポイント(300円分)...
パーソナルカラーショップIris(イリス) http://iris.ocnk.net/
会員登録(無料)して頂くと、お買い物に使える300ポイント(300円分)をプレゼントしています。
また、ドイツ製のナチュラルコスメ「ロゴナ」やスイスのナチュラルコスメ・エッセンシャルオイルメーカーの「ファファラ」の取り扱いもしています。
ご興味のある方はぜひお越し下さい!
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お知らせ
2008-07-15T16:48:13+09:00
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Webサイトの移転
Iris(イリス)の本サイト(ホームページ)ですが、この度、独自ドメインを取得しましたので、サイトを移転することに致しました。
新URL http://www.iris-color.jp/(http://iris-color.jp)※どちらでも大丈夫です。
但し、以前のサイトもリンク等の関係もあり今...
新URL http://www.iris-color.jp/(http://iris-color.jp)※どちらでも大丈夫です。
但し、以前のサイトもリンク等の関係もあり今の段階ではそのまま残しています(→2008年11月末で終了しました)。
当分残しておくつもりですが、今後の更新は新サイトで行いますので、ブックマーク(お気に入り)に登録されている方は、大変お手数ですが変更をお願い致します。
今回の移転に当たって、サイトの内容も結構手直しをしました。またメニューも(特にスクールメニュー)かなり変更しておりますので、ご興味のある方はご覧頂ければ幸いです。
ずっと以前からサイトの移転・修正・内容の充実をしたいと思ってきましたが、なかなか時間がなくて出来なかったのですが、やっと移転はできました。内容に関してはまだまだ充実させて更新していきたいと思っています。
内容の変更はさておき、最初のトップページをご覧になると、トップページも変更されているのがお分かりになるかと思います。今まではトップページに写真を2枚載せていたのですが、今回は色見本の写真1枚のみにしました。もう1枚、私がパーソナルカラー分析を行っている写真が以前はあったのですが、それをなくしたのです。
なぜかと言うと、お越し頂いたお客様に、「ホームページの写真よりお若いんですね」と言われることが多く、「そんなに老けて見えるのか」とちょっと気になっていたのです…。ま、写真写りは昔から最悪でしたが(学校のクラス写真なんかで目をつむっていたりは当たり前でした)。
なにはともあれ、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
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お知らせ
2008-02-20T23:23:39+09:00
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フォーマルとパーソナルカラー
あっという間に12月になりました。1年は早いですね。
さて、私事で恐縮ですが、今度身内の結婚式に出席する事になりました。
こういう場合、「さあどうしよう」、と思うのは、やはり着るものですよね。女性なら特に、「何着ていこう」と悩んだり、服を探しに行かれ...
さて、私事で恐縮ですが、今度身内の結婚式に出席する事になりました。
こういう場合、「さあどうしよう」、と思うのは、やはり着るものですよね。女性なら特に、「何着ていこう」と悩んだり、服を探しに行かれたるするのではないでしょうか。
お客様の中には、ご自分のご結婚前にパーソナルカラーの診断・コンサルティングを受ける方も多いのですが(ブライダルコンサルティング)、友人の結婚式・披露宴の出席を機に診断を受けに来られる、という方も結構いらっしゃいます。
結婚式に限らず、いわゆるフォーマルな場面や高価なもの、長く使いたいものを買う機会というのは、人生の中で結構あるものです。
女性なら、ゆかたから成人式の振袖、卒業式の袴、謝恩会のドレス、リクルートスーツに結婚式・披露宴出席のための服、ご自分の結婚式、お子さんの七五三の着物や入学式や卒業式などのセレモニーに出席されるスーツ・アンサンブル、そして喪服です。
もちろん男性も、女性よりは種類が少ないかと思いますが、やはりフォーマルな装いが必要な場面は数多くありますね。
こういったものは結構値が張りますので、「失敗したくない」と思われる方が多いと思います。ですので、こういう特別な場合の装いを購入しなければならなくなった事をきっかけに、パーソナルカラーの診断とコンサルティングを受けに来られる方が結構いらっしゃるのでしょう。
こういった時、パーソナルカラーの診断・コンサルティングは本当にお勧めできます。
ご自分のパーソナルカラーを知っておけば、色だけでなくデザインや素材まで自分に似合うものがわかるので、高価なものを買われる前に診断を受けておけば、ご自分が最も素敵に見えるものが選べ、あとで後悔しなくて済みますし、長く着られます。
個人的な意見ですが、女性の場合、まずは着物の正装を揃えておかれるのがいいのではないかと思います。未婚の時は振袖、結婚されたら黒留袖と訪問着ですね。
洋服に比べるとかなり高価なものですが、上記のように着る機会は結構あるものです。結婚されれば親戚も増えますし。しかも、正装ですから、それなりの場で決して失礼になりません。
例えば振袖であれば、成人式、卒業式、友人や親族の結婚式などで、洋服のように「何を着ていこうか」と悩まなくていいのがとても楽です。しかも華やかで格があります。
昔と違って結婚年齢も上がっていますので、着る機会は増えていると思います。洋服の場合は、季節もありますし、本来は時間帯などによって決まりごとも色々あります(ま、その辺は結構無視されてますけど)。流行や体型の変化も関係してくるので、オーソドックスなものを選んでいないと、長く着られません。また洋服だけというわけにいかないので、その服に合う靴、バッグ、アクセサリーまで大体一式そろえる事になります(寒い時期はコートまで!)。
それを何回か繰り返していると、結局、振袖(着物)が買えたんじゃないか、という金額になってしまいます。
着物などは昔のもののほうが圧倒的に「ものがいい」ですから、サイズの問題はありますが、代々受け継ぐ、というのも可能です。最近は生地がぺらぺらで意味不明な模様の振袖などがありますが、ああいううのは着たければレンタルに留めて置いて、購入されるならクラッシックないいものを選ばれるべきでしょう。
振袖などのアドバイスを求めてこられる方も多いですが、私は振袖のアドバイスをさせて頂くのは楽しいですし大好きです。高価なものなので責任も重大ですが、色・柄から帯、帯揚げや帯締めなどの小物、ヘアスタイルやヘアアクセサリー、メイク、ネイルに至るまで、トータルコーディネートですから、パーソナルカラーコンサルタントの腕の見せ所なのです(これはブライダルコンサルティングも同じです)。
さて、今回の私の身内の結婚式出席ですが、今回は移動のことを考えると着物が着れない状況なので、結局、洋服を購入することにしました。
もともと、友人の結婚式のために購入したフォーマルドレスを2着持っています。ほかにも、フォーマル用のスーツも持っています。
スーツのほうは、自分のパーソナルカラーを知る前でしたが、色はたまたま自分のシーズンの色でした。しかし今回の私の立場を考えると、色が鮮やか過ぎるため、却下です。
残るはドレスですが、季節的なことがあるのと、2着とも自分の本当のパーソナルカラーを知る前に買ってしまった為(しかも間違ったシーズンを診断されてそうだと思い込んでいた時)、色が自分のシーズンの色ではありません。1着はデザインも微妙です。
どれも結構高かったんですけどね…。
購入するときに自分の本当のパーソナルカラーを知っておけば、と強く思います。
ですので、こうならないためにも、多くの方にぜひ本当のパーソナルカラーを知って頂き、普段はもちろんのこと、フォーマルな場面などでどんどん活用して頂きたい、と思います。
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雑感
2007-12-05T02:13:23+09:00
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パーソナルカラーと照明
パーソナルカラーにとって、照明というのは非常に重要です。というよりも、「色」にとって照明が非常に重要なので、必然的にパーソナルカラーにとっても非常に重要になるのですが…。私は、お客様のお買い物に同伴することがありますが、その際、結構困るのが、店舗の照明...
というよりも、「色」にとって照明が非常に重要なので、必然的にパーソナルカラーにとっても非常に重要になるのですが…。
私は、お客様のお買い物に同伴することがありますが、その際、結構困るのが、店舗の照明環境が良くないところが多いことです。
一見おしゃれな店舗に多いのですが、間接照明で非常に暗く、色温度の低い白熱灯を使用しているので、色がきちんと見えません。
こういう場合は、私は入口近くまで洋服を持っていって、太陽光の下で見たりしています。
デパートなども窓がないのが当たり前ですが、最近のデパートは結構明るいので、店舗がおしゃれな感じで暗くても、通路に出ると明るかったり、照明の種類も色々使っていますから、最も環境のよいところに持っていって見たりしています。
洋服や化粧品など、「色」が重要な要素の商品を取り扱っている所は、照明にもっと気を配るべきだと思いますが、「見た目」や「雰囲気」が重視されているようです。店舗の設計を行う人達にも考えてもらいたいと思います。
建築やインテリア関係の人は、「色」の検定を受けたり、「色」の勉強をしている人も多いようなのですが、こういうところはなかなか変わりません。
こういう風潮を変えていくためには、「お客様」が現場で声をあげていくしかないのではと思います。
洋服やメイク用品を買って、家に帰ってみたら全然色が違う、外で着てみると思っていた色と全然違う、という経験をしている方は多いでしょう。あれは照明の違いのせいです。
パーソナルカラーの診断でも、「パーソナルカラーもどき」の場合には、照明を全く気にせず、暗い蛍光灯のもとで診断を行ったりしています。「色」の専門家であるなら、そのようなことは考えられないことです(本サイトでも、見分け方として照明のことを書いています)。
自然光が十分入るなら大丈夫、ということが書いてある本などもありますが、それでは、太陽光の入る場所で、しかも晴れた日の昼間しか診断できない、ということになってしまいます。
私達はプロですから、それでは困ります。ですので、必ず一定の条件の照明を使用します。それをシステム化していないところは、色の専門家とは言えず、パーソナルカラーのアナリストとしては信用できないと言っていいでしょう。
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雑感
2007-10-18T02:44:00+09:00
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カルチャースクールにおけるパーソナルカラー(その2)
(その1から続きます)よく、お客様や生徒さんから、「たくさん見てこられたでしょうから、見ただけでその人のシーズンがわかるのではないですか?」と聞かれることがあります。実際、ある程度の予測はつきますし(それは適当にその人の印象を見ているわけではありません...
その1から続きます)
よく、お客様や生徒さんから、「たくさん見てこられたでしょうから、見ただけでその人のシーズンがわかるのではないですか?」と聞かれることがあります。
実際、ある程度の予測はつきますし(それは適当にその人の印象を見ているわけではありません)、その予測と結果があっていることも多いのですが、予測と結果が違う方や、予測ではシーズンまではわからない方、判定が難しい方なども結構いらっしゃいます。
ですので、必ず、必要なステップをきちんと踏んで診断をしていきます。カルチャーでお金が安いから手抜きをして「見ただけ」で診断しようとか、適当に予測を伝えておこうなどという気には絶対になりません。そういう無責任なことは自分のプライドが許しませんし、第一、お客様に対して失礼です。
お客様何人かから聞いた話なのですが、メイクの講座で「パーソナルカラー」と銘打っているので行ってみたら、「時間がないのでここでは診断はしない、でもあなたはたぶん夏ね」などと言われ、「だからメイクのテクニックや、これから秋の季節だから秋らしいメイクの仕方を学びましょう」、ということで講座が進んでいったというものです。
「たぶん云々」についてはもう触れましたので置いておきますが、こういう話を聞いて私が思うのは、メイクの場合、パーソナルカラーを知って似合う色でメイクをすると(特にファンデーションですが)、皆さん肌が非常に美しく見え、本当に綺麗になります。
なので、私にとっては、メイクの講座でパーソナルカラーを活用しないというのはまず考えられませんし、その方のシーズンと違う色をお顔に塗る、のせるということは、パーソナルカラーコンサルタントのプロとしては抵抗があり、したくないですし基本出来ません(カルチャーの講座でメイクをやる場合、パーソナルカラーを取り入れることが出来ないことが多いので、その場合私は「パーソナルカラー」とはタイトルにつけません)。
また、私の使っているパーソナルカラーのシステムはイメージコンサルティングも行いますので、秋の季節だから秋らしいメイク、などと言って、一般的な秋の季節のイメージを全ての人に勧めることも、同じ理由でやりたくはありませんしそんな意味のないことは出来ないのです。
というわけで、時間がたっぷりあって、採算が取れるような金額設定であれば別ですが、結局、カルチャーではパーソナルカラーを取り入れることが難しくなってしまうのです…。
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パーソナルカラーもどき
2007-07-15T03:25:00+09:00
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カルチャースクールにおけるパーソナルカラー(その1)
うちに来られるお客様で最近多いのが、「カルチャー講座の1日セミナーでパーソナルカラーというものがあるのを知ったので、ちゃんとみてくれるところを探して来ました。」「パーソナルカラーの講座を別々のところで二つ受けたのですが、違うシーズンと判断され、迷ったの...
「カルチャー講座の1日セミナーでパーソナルカラーというものがあるのを知ったので、ちゃんとみてくれるところを探して来ました。」
「パーソナルカラーの講座を別々のところで二つ受けたのですが、違うシーズンと判断され、迷ったのでここに来ました。」
という方達です。
カルチャーなどの講座で、最近はパーソナルカラーを銘打っているものが確かに増えているようです。私がカルチャーの講師をしたほんの数年前は、広島では「パーソナルカラー」というと人が来ませんでした。何のことだかわからないもの、という感じでした。今でも、そういう部分は確かにありますが、そこそこ認知度は上がってきているようです。
しかし、お客様からその中身や診断方法を聞くと、ああやっぱり、というものがほとんどなのですけれど…。結論を言ってしまえば、カルチャーなどの講座(安い金額と短い時間)で一人一人のパーソナルカラーの診断は絶対にできません。不可能です。もし、診断をしているのでしたら、それは間違いなく「本物のパーソナルカラー」ではなく、「パーソナルカラーもどき」です。
例えば、化粧も落とさず何もせず、見ただけで「あなたは秋ね」と決めているとか、ライトを使わないとか一人5分程度のドレイピングのみとか…(本サイトの「私のパーソナルカラーは正しいの?」もご参照下さい)。
ですが、そのほとんどが全国展開の大手や地元ではかなり有名なスクールばかりです。
で、実際に診断してみると、結果的に、カルチャーで診断されたという方のほとんどが間違ったシーズンを告げられています。
以前私が診断した県外(松山市)のある方は、地元のカルチャーセンター(全国展開の大手です)であるシーズンと言われたということでしたが、実際には全く違うシーズンでした。しかもその講師は、広島から来ていたとのこと。カルチャースクールの側も、県外から講師を呼ぶからには交通費など結構なお金がかかっていると思いますが、一体どういう基準で選んでいるのでしょうね。
で、今日はカルチャースクールにおけるパーソナルカラーについて書いてみたいと思います。
私は、カルチャーのお話を頂く事もありますが、その場合、ほとんどがパーソナルカラーを取り入れられないカリキュラムになります。ですので、依頼内容によってはお断りすることも多くなってしまいます。
その理由は色々あり、本サイトにも少し書いているのですが、カルチャーなどではなかなか自分の本当のパーソナルカラーやその活用法を知ることはできません。
と言いますのも、本当にパーソナルカラー診断をしようと思えば、必ず、お一人お一人にある一定の時間を割かなければならず(見ただけで決めるようなニセモノではないので)、そうすると定員を決めるなど人数を制限しなければいけません。しかしパーソナルカラーの診断が可能な人数に定員を制限してしまうと、カルチャーの金額(人数による歩合制が多い)では採算割れになってしまうのです。
ちなみに、シーズン分析のみであっても、私がサロンでお一人12000円を頂いて行っていることをやらなければなりません。
かと言って、金額を上げることはカルチャーの場合まず不可能です。
そもそも、カルチャーは少ないお金で空いた時間にちょこっと何かしたい、勉強したいという人のためのものです。金額が上がればすぐに人が来なくなります。スクール側も、人数が少ないよりも多いほうが当然、経営的にいいですしね。
カルチャーにパーソナルカラーの分析を取り入れようとするなら、講師料の割合や定額か人数による歩合か、そして回数設定など、さまざまな条件をクリアしなければなりません。
となると、コースの中でパーソナルカラーの診断をすることは非常に難しくなってしまうのです。
ですので、カルチャーでかなり安い料金でパーソナルカラーの診断をしている人などは、そのほとんどが上にも書いたように、「見ただけ」で診断をしたり、「簡易診断」と称してメイクをしたままドレイピングをしたりしている「パーソナルカラーもどき」なのです。これらは「本物のパーソナルカラー」ではありません。
また、「カルチャーなどでは時間がないからちゃんとした診断は出来ないけど」、と一応前置きをして、パーソナルカラーの紹介をする人が結構いるようなのですが、こういう人達が問題なのは、大抵、断定はしないけれども「あなたはたぶん夏ね」などと平気で言う人が多い、ということです。
生徒の方達は当然、プロの先生が言うのだから、「私って夏なのね」と信じてしまいます。
しかし、こういう人達の言うことは、絶対に信じてはいけません。
もしかしたら、運良く本当のシーズンを言われているかもしれませんが、そういうことをすること自体、プロ失格だからです。言われた人の中には、自分のシーズン以外の色の洋服やアクセサリーを処分してしまう人もいるかもしれません。
そういう可能性を考慮せず、つまりはパーソナルカラーアナリストとしての責任を自覚せず、無責任に、見ただけで「あなたは秋ね」とか、「本当はちゃんとみないとわからないけどあなたはたぶん夏ね」などと言える人は、プロとしてのトレーニングを受けていないことは間違いないのです。
(その2へ続く)
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パーソナルカラーもどき
2007-07-14T02:39:00+09:00
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易きに流れる
ここ1年くらい、パーソナルカラーアナリストorコンサルタント養成コースである専門コースへのお問い合わせをよく頂くようになりました。基本的に、専門コースは仕事として、つまりプロとしてお客様にお金を頂けるレベルを目指しています。パーソナルカラーコンサルタント...
専門コースへのお問い合わせをよく頂くようになりました。
基本的に、専門コースは仕事として、つまりプロとしてお客様にお金を頂けるレベルを目指しています。パーソナルカラーコンサルタントとしてプロになりたい、美容師さんやメイクアップアーチストの方で仕事に活かしたいという方が中心ですが、そこまでは考えていないけれど、ゆくゆくはやってみたいという主婦の方なども受講されています。
感心するのは、皆さん小さいお子さんがいらっしゃったり、忙しい仕事を続けながら頑張っていらっしゃるということです。私自身も大阪に勉強の為通っていた時はフルタイムで働いていたので、宿題など勉強量の多さは本当に大変でした。
しかし、やはりプロを目指すとなれば、それ相当の努力が必要なのは言うまでもありません(しかし現実にパーソナルカラーの世界は、それなしでやっている人のなんと多い事でしょう…)。
お問い合わせを頂く中や現在の風潮で少し気になるのは、「資格さえ取れれば仕事として可能だ」→「だから早く資格が取りたい」と思われている方が少なからずいらっしゃるということです。
確かに、勉強した結果が目に見える形で欲しいと言う気持ちはわかります。しかしそれが仕事に直結するか否かはその資格の内容によります。
特に今は資格が乱立しており、カラーに限らず、認定校制度など検定そのものがビジネスになっているようなものも少なくありません。
実力も経験も充分の各分野のプロの方とお話していると、同じような話しをよく聞きます。曰く、資格を持っていても全く使いものにならない、何も出来ない云々。
資格と言うのは、種類にもよりますが、あくまでもその方の勉強してきた証、このくらい勉強しましたという目安であるはずです。実力やスキルを正確に反映しているものかどうかは、その資格の受験要件にもよるでしょう。
例えば3日間講習会か何かに出れば誰でも取れる資格があるとして、その資格にはどれほどの意味があるでしょうか?それは資格をお金で買うのと一緒です。
うちで勉強して頂くとなれば、以前も書きましたがコンサルタント養成コースは最低6ヶ月のコース受講とその後のコース修了認定、そして認定試験と、少なくとも1年以上は集中して勉強・実践しなければ試験を受ける所まで辿り着けません。
そのお話をすると、そんなにかかるんですかと驚かれたり、しり込みして躊躇する方や、大変そうだからもっと簡単に資格を出してくれる学校へ行くという方もいらっしゃいます。
簡単に取れる資格でプロとしての実力が着くと思っているほうがどうかしていると思いますが、お客様の立場で考えた時、そんな人に診断してもらいたい、お金を払おうという気になりますか?しかし、現実にはそういう人は結構いるのです。
結局、易きに流れる人は、本当に実力をつけたいのではなく、ただ単に資格が欲しい、それで箔をつけたい、そしてそれでお金儲けをしたいと思っているのだろうと思います。
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雑感
2007-02-12T23:31:00+09:00
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年の瀬に パーソナルカラー応用編
今年も残り僅かとなりました。さて、このブログですが、日付を見るとなんと約5ヶ月ぶりの投稿です。9月くらいからつい最近まで非常に忙しく、出張続きでゆっくり記事を書いている暇が全くありませんでした。ただ、純粋なカラーの仕事だけでなく、別の仕事が忙しいのもある...
ただ、純粋なカラーの仕事だけでなく、別の仕事が忙しいのもあるのですが…。この2、3日でやっと少し時間が出来て、本サイトも今日久し振りに更新しました。
今年は本当に忙しくて、お客様も生徒さんも増えましたし、出張コンサルティングも始めました(次回は2007年の3月初めに東京で出張コンサルティングを行います。詳細は本サイトからお問い合わせ下さい)。
「パーソナルカラー」というものが結構広まって来ているなというのも、お客様のお話や書店に立ち寄った時などに感じた年でもありました(パーソナルカラー関連の書籍も増えましたね)。
しかし、やはり「本物のパーソナルカラー」はまだまだ広まっていないということもまた実感しました。
パーソナルカラーを誤解しているといいますか、「パーソナルカラー」と「カラーセラピー」や「カラー風水」みたいなものの違いが分らない、混同している、という方は多いですね。
また、「パーソナルカラー」のシステムは、似合う色がわかるだけだと思っている方も多いようです。もちろん、そういうシステムを使用している人が多いのは確かですが。
イリスの使用している「パーソナルカラー」のシステムは、似合う色だけでなく、こういうイメージが一番お似合いですよ、というふうに、イメージコンサルティングも行えます。具体的に似合うデザインやライン、生地やプリント柄までアドバイスを致します。
イメージコンサルティングが出来ると、洋服だけでなく、アクセサリーや靴、バッグなど身に着けるものはもちろん、髪形やネイルデザイン、果てはインテリアやフラワーアレンジメント、テーブルコーディネートなど、イメージを作るものには何にでも応用出来ます。
先月、東京でインテリアコーディネートの仕事をしてきたのですが、その中で急遽、コーディネトした家具の中のダイニングテーブルのテーブルコーディネートも結局やることになりました。その際、その場に居合わせた周囲の人達は、「パーソナルカラーが専門なのにテーブルコーディネートも出来るんですか?」と驚かれていました。
私はインテリアやテーブルコーディネートの専門的な知識があるわけではありません。しかし、パーソナルカラーの知識があると、こういうイメージでとかこういうテーマでコーディネートをして下さい、と言われれば、それを色と素材で表現する事が簡単に出来るのです(あくまで、私が勉強したパーソナルカラーのシステムに限っての話ですが)。
これは一般的な色の知識しかないインテリアコーディネーターの方や一般的なカラーコーディネーターの方には難しいことだと思います。
というもの、イメージを表現するのは「センス」だと思っている方が多いのです。「センス」に頼るのでは、同じ人がやれば基本的に同じものしか表現出来ません。しかし、「本物のパーソナルカラー」を勉強すれば、作りたいイメージを的確に表現出来ますし、人の好みもわかりますので、お客様の満足できるものを提案できるようになるのです。
「本物のパーソナルカラー」を広く知って頂けるように、来年も頑張りたいと思います。
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雑感
2006-12-28T01:35:00+09:00
イリス
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イリス
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びっくりするような話
先日、お客様からびっくりするような話を聞きました。広島のあるデパートで「パーソナルカラー」のセミナーのようなものがあったそうです。そこで、そのお客様は、外見を見ただけで「あなたは秋ね」「あなたは冬ね」と診断されたのだそうです。見ただけですよ!これはびっ...
広島のあるデパートで「パーソナルカラー」のセミナーのようなものがあったそうです。そこで、そのお客様は、外見を見ただけで「あなたは秋ね」「あなたは冬ね」と診断されたのだそうです。
見ただけですよ!これはびっくりです。
その際、そのアナリストらしき人物は(こんな人をアナリストと呼ぶのは間違っていますが)、「これは簡易診断だから、自分のサロンに来て5000円払えば、きちんとした診断が出来る」と言い、そこにいた5人の人達はそれを信じてそのサロンに行ったそうです。
しかしそのきちんとした診断とは、髪の毛の色、瞳の色、肌の色を“見ただけ”で「あなたは秋」「あなたは冬」というものだったそうです。
うちに来られるお客様から、間違った診断方法を聞くことは多いのですが、ドレイピングもしないこんなひどい話は初めて聞きました。この人はこれで「パーソナルカラー」と銘打っているのだから、ある意味、たいしたものです。
結局、そのお客様の正しいシーズンは、その診断とは違うシーズンでした(当たり前ですが)。
このお客様達がうちに来られた理由は、「あなたは秋」と言われ、「秋だからゴールドを使ってゴージャスなイメージのメイクを」と自分では納得出来ないアドバイスを一方的に押しつけられたことに不満を持ち(実際、その方はゴージャスなイメージではなく、キュートな感じの方です)、これがパーソナルカラーなのかと疑問を持たれて、インターネットでいろいろと調べられたそうです。そうしてうちのホームページを見つけて来られたという事でした(ほかにもいろいろとプロとは思えない事をたくさん聞きました)。
これは今までに見聞きした中でも最もひどいケースですが、私がショックを受けたのは、このような無責任でいい加減な事がデパートで行われていたということです。
デパートが呼んだ人=ちゃんとした人と一般の方は思いこんでしまうでしょう。企画を立て、人を呼ぶ際に、その人の経歴や実績をチェックしないのでしょうか。おそらく、そのデパートの担当者は「パーソナルカラー」という言葉だけを知っていて、客寄せになりそうだという事で実施されたのでしょう。パーソナルカラーをきちんと知っている人がいれば、そんな人を呼ぶはずはないでしょうから。
以前もここに書きましたが、大きいスクールやカルチャーで教えている、デパートや結婚式場でのイベントを開催している、メディアに取り上げられた、このいずれもがその人が本物であるという事とは全く関係がなく意味がないことは、このケースでもおわかりになると思います。
パーソナルカラーに限らず、自分の見る目を養うことが一番重要だと思います。
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パーソナルカラーもどき
2006-07-31T02:38:00+09:00
イリス
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パーソナルカラー診断の値段 その2
前回、パーソナルカラー診断の料金について書きました。前回は主に内容(中身)の点からの考察でしたが、今日は別の視点から料金について書いてみたいと思います。中身(内容)以外で料金に関わる要素は色々あります。例えば、所用時間(拘束時間)や場所代、電話代や光熱...
前回は主に内容(中身)の点からの考察でしたが、今日は別の視点から料金について書いてみたいと思います。
中身(内容)以外で料金に関わる要素は色々あります。例えば、所用時間(拘束時間)や場所代、電話代や光熱費等の維持費などです。
イリスのパーソナルカラーコンサルティングの所用時間は通常、女性ですと3時間〜4時間程度かかります。中にはもう少し時間がかかる方もいらっしゃいますので、時間には余裕をもってお越し頂いています。それでも中身はびっちりで、時間の余裕はあまりありません。
他のパーソナルカラー分析では、ドレイピングとメイクのみですので、1時間か長くても1時間半くらいでやっているところも多いようです。イリスでも分析のみのコース(アナリシスコース)はありますが、内容と所用時間が違えば、当然、料金も違ってきます。
次に場所代ですが、高い場所代(家賃)がかかれば、当然、料金に跳ね返ってきます。そのためにはお客様や生徒さんをたくさん集めなければならず、広告費もかかってくるでしょう。それも当然、料金に組みこまれるものです。
イリスは、かなり狭い所です。お客様や生徒さんにご迷惑をおかけしているなとは思うのですが、料金を上げなくていいように、広さは最低限仕事が可能であればいいと思っていました。その代わり、場所と内装にはこだわりがあり、お客様のアクセスのいい場所、色分析の条件に合致した所にしようと決めていました。
探す際にはいろんな苦労があり、探し始めてから今の所を見つけるまでに1年以上かかりました。ただ、今の所は場所も当初から考えていた所ですし、内装など色の分析を行う上での条件が非常によかったので、結果的にはよかったと思っています。
また、一人で運営しているので、広告を出すと手が回らなくなる可能性もあるため、広告は基本出していません。維持費についても、広くないのでそんなに大きな金額にはならないので、料金にはほとんど反映させていません。
さて、料金設定において、上記以外にも大事な要素があります。それは、その人がプロになるためにどれだけの時間とお金を費やしてきたか、そしてどれだけ努力をしたか、という事です。
私はパーソナルカラーの勉強をしようと思った時、まずは色彩一般の理論的な勉強を始めました。何事も基礎がないとどうしようもないからです。そして1年ほど基礎的な勉強をしてカラーコーディネーター検定の1級をとりました。
そして、かなり頑張ってお金をためて、パーソナルカラーそのものの勉強を始めたのですが、最初に行った所が間違ったシステムでしたので、そこで半年程度勉強した後、見切りをつけて自分であれこれ探し、今現在使用しているの「カラーミーアシーズン」のシステムに巡り会いました。
ここの教育システムは、まずは55時間の養成コースを半年〜で勉強します。授業以外に予習、復習は必須で、しかも半端な量ではありません。授業時間の何倍もの時間を費やします。私は当時仕事をしながらで休みが月に2、3日という環境でしたので、非常に大変で、徹夜をすることもしばしばでした。徹夜明けでそのまま大阪行きの新幹線に乗り、眠いのをこらえて先生の一言一句を聞き漏らすまいとがんばって授業を受けたものです。
さて、コースが終ってもそれで終わりではありません。30名のパーソナルカラー診断を行い、30名分の書類と5名分の写真とレポートを提出します。これが非常に大変です。
この30名分の書類審査でコースの修了認定の可否が決定されます。この修了認定に合格すれば、認定アナリストの試験(筆記と実技)を受けることが出来、そしてその試験に合格して初めて、認定アナリストになることができるのです。
私は現在、コンサルタントの養成コースで、このシステムと全く同じやり方で生徒さんを教えています。
ここまできちんとしたパーソナルカラーアナリストの教育システムを、私はほかに知りません。
認定アナリストになるまでには、大変な努力と時間、お金も費やしています。お客様は、相手がプロだと思ってお金を払うのですから、それ相応の技術を身につけていなければなりません。そして、そのスキルを身につける為には、それ相応の努力と時間とお金がかかるのです。
1週間程度で、「あなたもパーソナルカラーアナリストになれますよ」という広告を見た事がありますが、1週間程度でプロに必要な技術が身につくのでしょうか?
基礎的な事すら知らず、パーソナルカラーの表面的な部分だけを見て勉強した気になり、道具を揃えて名乗りさえすればいい、という人が多いのも実情です。
そのような方達と、きちんと勉強し努力した人達の料金が同じというのはおかしいと思うのですが、実際には、「パーソナルカラー診断」ということで、全て同じものとして扱われ、金額のみで比較されているお客様も多いようです。
しかし、やたらと料金が安いのは、勉強をほとんどされていない方や、ご自分の技術に自信のない方なのかもしれません。技術を身につけるためにそれなりに時間とお金を費やし、努力し、そして自分の技術にプロとしての自信があるなら、自分の技術に適正な値段をつけるだろうと思うからです。
私の所にも、たまに「えっ、こんな基礎的なことを知らないの?」というようなご質問をメールで送ってくる「自称プロ」の方がいます。
もちろん、認定を受ければそれで終りという訳ではなく、身につけたスキルを維持、向上させるために、私自身、認定を取得した後も日々勉強をし、研鑽を積み重ねています。
お客様には、ぜひそういう面からも料金の妥当性を判断して頂ければと思います。
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雑感
2006-06-01T22:45:00+09:00
イリス
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イリス
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パーソナルカラー診断の値段
パーソナルカラー診断の値段(料金)については、本サイトにも書きましたが、普通の方は「高い」と思われる方がほとんどのようです。これは価値観の問題ですので、一概には言えないことです。
イリスでは現在、パーソナルカラーコンサルティングは女性の方で27000円で...
イリスでは現在、パーソナルカラーコンサルティングは女性の方で27000円です。(→2008年2月現在、28500円)
これが高いか安いかというのは、人それぞれに感じ方は違うでしょう。しかし、私は決して高いとは思いませんし、それだけの内容と技術を提供しているという自負があります。
私自身、最初にパーソナルカラーの診断を受けたいと思った時、色々調べてみると大抵3万円以上でしたので、確かに「高い」と思いました。その当時は学生でお金もなかったので、余計にそう感じたのだと思います。
その金額では手が出なかったので、確か2500円くらいのパーソナルカラーセミナーにまずは行ってみましたが、内容は本当にお粗末なものでした。
そのカラーセミナーを行っていたサロンは、高級そうなマンションの一室にありました。10名程度の若い女性が集まっていたでしょうか。そして普通の蛍光灯の下で一人5分程度で化粧をしたまま、二色のみのドレイピングを行い、「あなたは○○(シーズン)ね」「あなたは3シーズン似合うわね」などと、今考えるとびっくりするような間違ったことを平気でやり、言ってのけていました。
ドレイピングの前に好きな色を聞かれたのですが、私の答えにそのアナリストは不満そうでした。それで少し私も不安になったのですが、それはそのアナリストの診断結果のシーズンと私の好きな色が相いれないものだったからでした。
診断結果自体も間違っていたのですが、その色はあらゆるシーズンに存在する色であるにも関わらず、です。今思えば、そこから、そのアナリストが全く専門的な勉強をしていないことがわかります。
しかも、ここからがハイライトです。その簡易診断のあと、そのサロンのスクールを卒業したという人が出てきました。自然派と言われている某化粧品会社に就職したとのことです。
そして、NHKで放送後すぐにお蔵入りになったという、化粧品よる被害を扱ったドキュメンタリーのビデオを見せられ、その某化粧品会社の商品がそのビデオに出てくる化粧品と違って、いかに肌に安全で優しいかという説明が始まりました。洗面器にお湯をはって、その会社の4000円位する石けんを泡立てたりしていました。
私は、パーソナルカラーのセミナーに来たのに、パーソナルカラーそっちのけで化粧品を売りつけるようなそのやり方にうんざりし、ばかばかしくて、早く帰りたい気持ちで一杯でした。2500円でももったいなく思いました。
恐怖を与えて、こうなりたくなければこっちを使え(買え)という、霊感商法と同じです。しかし、他の参加者はこぞって試供品をもらって帰っていました。
メイクについて言えば、女性は、似合う色でメイクをすると本当に美しくなりますので、パーソナルカラーにおいてメイクというのは非常に重要です。
しかしイリスでは、化粧品を無理に売りつけたりするようなことは決してありません。診断の際には似合う色でお客様にメイクをしていますが、私達はパーソナルカラーで分類されたお化粧品を使用していますので、そのメイク用品が欲しいというお客様が結構いらっしゃいます。そういうお客様には、今日使った色はこれですよ、とご紹介し、希望される方には販売をしています。
さて、何年か前に、そのサロンがまだあるのかどうかネットで調べてみた事があります。そうすると同じ名前でアロマセラピーか何かのサロンに変わっていました。
そのサロンの経営者?は、手っ取り早くお金が儲かりそうだと思えば、新しいもの、流行りものに飛びつくような人だったのでしょう。
そんな経験の後、お金をけちったからあんなにひどかったのだと思い、何年か後に25000円のパーソナルカラー診断を受けました。しかしそこでも暗い蛍光灯の下で間違ったシステムにより間違った診断をされました。その内容は、ドレイピングとメイクのみです。それで25000円です。色見本は別途5000円で購入しましたが、20色程度のものでした。
イリスのパーソナルカラーコンサルティングは、3500円相当の215色色見本とアドバイス用の小冊子が含まれていますし、内容もこちらをごらん頂ければわかるようにドレイピングとメイクだけではありません。しかもパーソナルカラーは一生変わる事はありませんので、正しい診断を受けておけば、その1回きりでいいのです。
また、パーソナルカラーを知れば、洋服やメイク用品など、無駄な買い物をしなくなりますので、そういう意味では非常に経済的です。
そう考えれば、決して高くはないと思うのですが、どうでしょうか?
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雑感
2006-05-30T21:01:14+09:00
イリス
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イリス
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つぶやき
このブログを書く時は、題材やテーマを結構考えています。最初はWebサイトに書くほどでもないけれど、書いて残しておきたい事を書いていこうと思っていたのですが、やはり個人のブログとは言え、ネット上で公になるものですし、私自身はサロンとスクールを主宰していると...
最初はWebサイトに書くほどでもないけれど、書いて残しておきたい事を書いていこうと思っていたのですが、やはり個人のブログとは言え、ネット上で公になるものですし、私自身はサロンとスクールを主宰しているという立場で匿名ではないので、おいそれと変なことは書けないなと色々考えます。単なる「ぼやき」や「愚痴」になってしまってもだめですしね。
また、読んでくださる方はおそらく、タイトル通り「パーソナルカラー」の話題を期待されているだろうと思うので、あまり関係ない事も書けないなと思うと、結局、記事の投稿がなかなか出来ないということになってしまい、今月はあと少しで終りだというのに、これが初めての投稿です(忙しいせいでもありますが)。
一旦書いてから、私は推敲をし過ぎるというのもなかなか投稿できない原因です。書いてから何度も直すのですが、結局お蔵入りになることもしばしばです。
ですので、逆にタイトル通り、「独り言」を書いていったほうがいいのかなとも思っています。
さて、これから仕事を片付けなければ…。
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雑感
2006-05-28T01:25:00+09:00
イリス
JUGEM
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色の時代?
先日、通信教育の広告か何かで、「カラーコーディネーター講座」が人気講座の確か3位くらいに入っていました。色彩関連の検定も、一般の方に人気があるようです。とりあえず何か勉強したいと思った時、「カラー」というのはあらゆるものに応用出来るので、広く人々に受け...
とりあえず何か勉強したいと思った時、「カラー」というのはあらゆるものに応用出来るので、広く人々に受け入れられ、興味をそそるものなのでしょう(色を勉強すればおしゃれになると勘違いしている人も多いようですが…)。
色彩関連の入門書籍などにも、「現代は色の時代」と言う言葉がよく出てきます。
確かに、現代の日本は豊かで(格差が広がっているとも言われていますが、それでも世界で最も豊かな国の一つであるのは間違いありません。明日食べるものに困っているような状況では、色がどうこうなどど言っていられませんから)、人々の色への関心が高まってきているとは思います。
例えば、髪のカラーリングは、ここ5年くらいで当たり前の時代になりました。男性の洋服も、同じくこの5年くらいでやたらとカラフルになってきました。
しかしながら、例えば髪のカラーリングについて言えば、決して本当の意味で色への関心が高まっているとは言えないと思っています。
なぜなら、髪やメイクの色に関しては、今の若い女の子達はみんな同じだからです。同じような髪形、髪の色、メイク。みんな同じに見えます。正直、没個性の極みです。
人は、それぞれ違います。それが個性です。
髪の色も、皆がしているから、こういう色が流行っているから染めている、という人が多いのではないでしょうか。それがご自分に似合うかどうかが考慮されているとは思えません。というのも、みんな「同じ」に見えるだけでなく、はっきり言って「汚く」「下品」に見える人が非常に多いのです。
髪形の問題もあるでしょうが、おそらく、それはその人に似合っていない色であるというのも大きな要因だと思います。似合う色であれば、普通は「美しく」「上品」に見えますから。
近頃の成人式や卒業式のシーズンに見かける振袖や袴姿などの若い女性達は、本当に「ひどい」の一言です。
普通、着物を着ると上品で華やかになるものです。しかし、似合わない色の茶髪に品がなく見える髪形とメイク…。せっかくの着物がだいなしです。
ヘアメイクは美容師さんにやってもらっているのでしょうが、やるほうも近頃の流行りのみを考慮に入れているようです。
個人的には、白髪で悩んでいる方ならわかりますが、せっかくの健康な髪にわざわざダメージを与えてまで染める必要はないと思っています。持って生まれた配色がその方そのものなのですから。
しかし、どうせお金を使って染めるのであれば、よりよく見えるように、似合う色を使わなければ意味がないのではないでしょうか。
もし本当に色への関心が高まっているのであれば、ご自分に似合う色、個性を活かせる色への関心が高まるのではないかと思います。それを知る事が出来るのがパーソナルカラーです。
ですから、お客様に「何色がいいですか?」「どんな色が私に似合いますか?」と色に関して聞かれることのある職業の方、例えば美容師さん・メイクアップアーティスト・ネイリストさんなどの美容関係の方や、販売や携わるファッション関係の方は、パーソナルカラーを知っているとお客様にあった色をお勧め出来るようになります。
例えば、洋服を買いに行ってよく言われる店員さんのトークとして、「これ雑誌に紹介されていて人気があるんですよ」「モデルの誰それが着ているんですよ」「お客様にこの色が人気があるんですよ」というのがあります。
ネイルやメイクカラーを勧められる時にもよく同じようなことを言われます。
さて、他人に似合うものが同じように自分にも似合うでしょうか?
そんなことはありません。人が着て、使っていて素敵だったから、自分も同じものを買って着てみた、あるいは使ってみたら、全く似合わなかった、という経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
本当の「色の時代」とは、人はそれぞれ違うということを認識した上で、それぞれ自分の色(=パーソナルカラー)を知り、個性を活かした色使いをする、ということが当たり前になっていくということではないかと思います。
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雑感
2006-04-19T20:01:00+09:00
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古い分析方法
いまだに、髪の色や目(虹彩)の色、頬の色や唇の色などをみてからドレイピングを行う、というパーソナルカラーの分析方法を使う人がたくさんいるようです。
私もコンサルタントになる以前、こういう方法でパーソナルカラーの分析をされた事があります。結果は、本来の...
私もコンサルタントになる以前、こういう方法でパーソナルカラーの分析をされた事があります。結果は、本来のパーソナルカラーとは異なるシーズンと診断されました。また、うちに来られるお客様の中にもこういう方法で分析された経験のある方が結構いらっしゃるようです。
私が最初にパーソナルカラーの勉強を始めた所でも、この方法を使っていました。しかし、少し勉強していくと、この分析方法がおかしいということに気がつきます。日本人の場合、髪の毛はほぼ黒ですし、瞳の色もブラウンです。頬の赤みや唇の色も、ピンクならブルーベース(クール)、コーラルならイエローベース(ウォーム)などとその分析方法では判断していましたが、ウォームで唇が青みのピンクの方もたくさんいらっしゃいますし、クールでコーラルっぽい赤みの方も大勢います。
この分析方法は、パーソナルカラー発祥の地アメリカで、かなり昔に用いられていた非常に古く単純な分析方法、つまり髪の毛の色でシーズンを決めていた頃のやり方の名残だと思われます。
現在では(といっても結構前からですが)、理論的に確立され、非常に洗練された分析方法があるにも関わらず、こういう古く単純な分析方法を勉強して(ほとんど勉強する中身はないと思うのですが)、何の疑問も持たずにそのまま用いている人達は、残念ながら何によってパーソナルカラーが決まるのか、という最も重要な基本さえ、全くわかっていないのです。
自分だけのお楽しみであれば別に構いませんが、それでお客様にお金を頂いて、つまりはプロとしてやっている人のなんと多いことでしょうか。
あるいは、色彩一般の勉強だけをして(パーソナルカラーをほとんど学ばずに)、道具を揃え、「カラーアナリストです」「カラリストです」と名乗って、パーソナルカラーやカラーセラピーなど、カラーと名のつくものはなんでもやっている方も多いようです(それぞれに専門的な勉強をしているのであれば別ですが)。
もちろん私も色彩学の勉強はしましたが、それはあくまでも土台で、その上に専門的なものを積み重ねて初めて、プロと言えるのではないかと思っています。
イリスが「パーソナルカラー専門のサロン&スクール」と銘打っているのは、私が専門的に勉強したのが「パーソナルカラー」だからです。
こういう人達がたくさんいて、全く減る気配すらないのは、お客様ではなく、そういう人達に仕事を頼むほうにも責任の一端があると思います。
カルチャーや専門学校の先生だったり、デパートや結婚式場のイベントをやっていたり、あるいはカラーセミナーの講師として呼ばれていたり、テレビや雑誌などのメディアで取り上げられれば、名のある大きな企業が頼むのだからと、一般の方は信用してしまうものです(ここには消費者の意識やメディアリテラシーなどの問題もあるかと思いますが)。
しかし、それらを信用して皆さんがパーソナルカラー分析を受けに行き、お金を払い、結果としてその診断が間違っていたとしても、そういう人達を登場させている名だたる大手企業のスクールやセミナーの主催者やメディアは、誰も責任を負ってくれる訳ではありません。
私自身も自分の本当のパーソナルカラーを知るまでには随分とお金と時間を使いました。今では、それは間違ったものを知り、本物がわかるようになったという意味で、「授業料」だったと思っていますが、それは私が結果的にパーソナルカラーコンサルタントになったからであり、普通の方達にとっては、無駄以外の何ものでもありません。
私自身、常に自分自身を省みて、プロとして恥ずかしくないよう、これからも日々研鑽を積み重ねていきたいと思っています。
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パーソナルカラーもどき
2006-04-16T22:23:20+09:00
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日本人には夏が多い?
「日本人には夏のシーズンが多い」パーソナルカラー(?)をやっている人で、こういうことをいう人がたくさんいます。結論から言えば、そんなことは全くの見当違いです。ですが、私が以前習っていたところでも先生はそう言っていましたし、うちのお客様や生徒さんでパーソ...
パーソナルカラー(?)をやっている人で、こういうことをいう人がたくさんいます。
結論から言えば、そんなことは全くの見当違いです。
ですが、私が以前習っていたところでも先生はそう言っていましたし、うちのお客様や生徒さんでパーソナルカラー(みたいなもの)の分析や講習をよそで受けられた方からも、そう言われたということをよく聞きます。
こう言っている人は、分析の際にきちんとした光を使っていなかったり、メイクをしたまま行っていたり、パーソナルカラーの正しい理論と実践を学んでいない人です。
最近のことですが、書店でファッション販売系の雑誌の表紙に、「パーソナルカラー」の文字が目にとまりました。早速手にとってみてみると、かなりのページ数を割いての特集でした(それだけ、やはりファッション販売の方達はパーソナルカラーの重要性に気付いているのだとは思いますが)。
しかし、内容は、曰く、「従来の4シーズンでは店頭での接客販売は無理」「日本人にはクールソフト(要するに夏の色です)が似合うからクールソフトを勧めておけば間違いない」というような内容でした。
手元にその雑誌がないので細かい所までは読んでいませんが、その内容では当然、お金を出して買う気にもなりません。
こういうものが何万という雑誌の読者=ファッション販売に携わる人達に読まれているのかと思うと、本当に残念です。
また、生徒さんから聞いた話ですが、その生徒さんが行ったある美容院では、パーソナルカラーを取り入れているということだったので、内容を聞いてみると、きちんとした光りは使わず、化粧をしたままの診断方法だったとのことです。
その美容師さんは高いお金を出して(会社持ちだったそうですが)習いに行ったとのこと。
私も以前Web上で、たまたま目にとまった個人の方のブログに、「行きつけの美容院でパーソナルカラー診断をしてもらった」との記事を見た事がありますが、結果としては「二つのシーズンの色が似合うと言われた」等のことが書いてあって、「ああ、ここにもまた間違ったものが…」と思ったことがあります。
上記の例は、本当にたくさん見聞きしますので正直嫌になりますが、本当のパーソナルカラーではありません。これからパーソナルカラー分析を受けようと思っている方、あるいはパーソナルカラーを勉強しようと思っている方は、ぜひ本物のパーソナルカラーを見極めてお金を無駄にしないで欲しいと思います(本サイトのこのページもご参照下さい)。
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パーソナルカラーもどき
2006-03-30T14:37:00+09:00
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流行色
今年の流行色は「白」だそうですが…。一口に白といっても、いろんな白があります。パーソナルカラーはその中のどの白がその方を最も美しく見せるか、ということを見つけ出すものです。パーソナルカラーの仕事をしていると、流行のファッションや色には気を配らなければな...
一口に白といっても、いろんな白があります。パーソナルカラーはその中のどの白がその方を最も美しく見せるか、ということを見つけ出すものです。
パーソナルカラーの仕事をしていると、流行のファッションや色には気を配らなければなりません。しかし、流行はある意味、人為的に作られているものです。そういう団体があり、時代背景や社会情勢などを考慮に入れて、次のシーズンの流行色(トレンドカラー)はこれこれこういう色です、というのを発信します。それを取り入れるメーカーは、次シーズンの商品の色展開にその色を含めますので、同時期に同じ色ばかりが店頭に並ぶ、といことが起こります。それが流行色と呼ばれるものです。
確かに、大きな時代の流れや世の中の雰囲気で人々に受け入れられやすい色というのはありますが、ご自分の着たいもの、着たい色をご自分の雰囲気に合わせて着ればそれでいいと思います。パーソナルカラーはその助けになるはずです。
流行に振りまわされて1シーズンで着られなくなったものがたくさんありませんか?もちろん、流行を追いかけるのが好きな方はそのこと自体が楽しいので、ぜひ追いかけて頂いたらいいと思います(そういう気質の方がいます)。
個人的には、白は好きですが、汚れが目だって長く着られるものはまれなので、あまり買いませんが。
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雑感
2006-03-29T01:36:00+09:00
イリス
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本日、ブログ開始
私は、ブログなどは本来あまり好きではありません。また日記をつけても子供の頃から3日坊主で続いた試しがないので、今回このブログを開設するにあたっては随分前からどうしようかと悩んでいました。開設しても全く更新しなかったら意味がないですし、本サイトのほうにリ...
また日記をつけても子供の頃から3日坊主で続いた試しがないので、今回このブログを開設するにあたっては随分前からどうしようかと悩んでいました。
開設しても全く更新しなかったら意味がないですし、本サイトのほうにリンクをするとほったらかしにもできませんし。
実は、以前、パーソナルカラーのサロンをオープンするにあたって、予備サイトとしてブログを開設したのですが、4、5回くらいしか投稿しませんでした。忙しかったということもありますが、何よりも本サイトを充実させたいと思っていたからというのが大きな理由でした。
今、うちのサロン&スクールは、広告を全く出していません。Webサイト(ホームページ)のみです。
最近、嬉しいことに、お客様や生徒さんから「Webサイト(ホームページ)を見て、ぜひそちらで
パーソナルカラーコンサルティングを受けたい(習いたい)と思いました」と言われることが増えました。
また、うちは広島以外の遠方からのお客様や生徒さんの割合も非常に高いのです。例えば、福山、岡山、山口、山陰(島根…松江・浜田)、愛媛(松山・今治)、福岡(北九州)などです。お問い合わせは長崎や大阪、静岡、東京、北海道など全国から頂いております。これもWebサイトのおかげだろうと思っています。
Webサイトの内容を少しずつ充実させていった結果が、最近表れてきているのかなあと思うと、とても嬉しいですね。もちろん、もっともっと内容は充実させていこうと思っていますが。
一方で、本サイトには書くほどではないけれど、パーソナルカラーについて思うことが日々いろいろとあります。そういったことをこのダイアリーで綴っていきたいと思います(ある程度溜まったら本サイトに移すことも考えています)。
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お知らせ
2006-03-24T23:56:00+09:00
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