パーソナルカラーコンサルタントの独り言2021-01-14T19:56:52+09:00広島にてパーソナルカラーコンサルティングサロン&スクール、Iris(イリス)を主宰しています。シーズンカラーアナリスト/パーソナルカラーコンサルタント/イメージコンサルタントとして、日々感じた事を綴っていきたいと思います。JUGEM捨てないで下さい!http://blog.iris-color.jp/?eid=9942892014-07-25T17:05:00+09:002014-07-29T05:58:26Z2014-07-25T08:05:00Z今日の記事は、私のコンサルティングの仕方(ある意味、企業秘密的なもの)に関わることなので、書こうかどうしようか迷ったのですが、これからパーソナルカラー診断を受けようと思われている方の参考になればと思い、書くことにした内容です。
お客様とお話しをしてい...イリス雑感
お客様とお話しをしていると、パーソナルカラー診断を受けると、身につけるもの全てを自分のパーソナルカラーにしなければいけない、と思われている方がかなり多くいらっしゃることに驚きます。他所で診断を受けて、カラーアナリストと名乗る人に、そのようにアドバイスをされた経験があって、そのように思い込んでいる、あるいは思わされている、という方も多くいらっしゃるようです。
「バッグを買おうと思っているけど、いいなと思ったデザインで、黒と茶があります。黒も茶も自分のシーズンの黒、茶かどうかよくわかりません。どっちにしたらいいですか?もしくは、それをやめて、自分のシーズンの黒や茶のバッグを探したほうがいいですか?」という質問を、以前お客様から受けたことがあります。
その際、私は、「バッグですし、ニュートラルカラーなので、パーソナルカラーにこだわる必要は基本ありません。靴が黒が多いなら黒、茶系が多いなら茶が合わせやすく使いやすいですよ。」と返答しました。
なぜなら、バッグは「顔の色」に影響を与えるようなものではないからです。
パーソナルカラーというのは、その方に似合う色のグループのことで、「似合う色」とは、「肌に調和する色」、つまり「肌を美しく見せてくれる色」ということです。そして、ここでの「肌」というのは、ほぼイコールで「顔」ということです。パーソナルカラーを身につけることによって、「顔色が良く見える」、「顔に映える」、「(顔の)肌が美しく健康的に見える」という効果を皆さん期待して、パーソナルカラー診断を受けられているはずです。逆に、「似合わない色」とは、「肌に不調和な色」、具体的には、くすんで見えたり、不健康そうに見えたり、クマやシミなどの欠点が強調されてしまうような色のことです。これも、やはり「顔(色)」に対するものです。
ですので、顔周りに似合う色(パーソナルカラー)を使う、持ってくる、というのが基本です。逆に、似合わない色は、顔周りに使用するのはなるべく避けて下さい、とアドバイスします。顔周りとは、顔の近く、そして顔の上(眼鏡や化粧)のことです。
私は、お客様に、決して、バッグや靴も含め、全身をご自身のパーソナルカラーにしたほうがいい、とは言いません。靴やバッグなどは、顔の近くで使って顔の色を変えてしまうようなものではないですし、洋服も、顔から離れたところでしたら顔の色には何の影響もありません。小さなジュエリー、アクセサリーならなおさらです(ジュエリーやアクセサリーの色に関しては、面積的に小さいから顔色への影響がほとんどないというだけでなく、ご自分のパーソナルカラー以外の色も違和感なく身につけて頂ける場合も多くあります)。
また、洋服の場合、顔の近くであっても(トップス)、ある方法を使えば、似合わない色を着ても、その色の影響を受けないようにしたり抑えたりすることは可能ですし、洋服は、似合う色であっても、デザインがその方に似合っていないと着ていてかなりの違和感がありますので、色だけ似合う色にすればいいというものでもありません。逆に、デザインや素材がその方に似合っていて、色だけご自分のパーソナルカラーと違う、ということでしたら、その方に似合って見えて、ご本人も着ていてほとんど違和感がないはずなので、顔の近くで着る場合のみ、色の影響を抑えるだけで充分だと思います。
しかし、お客様のお話しを伺っていると、「以前パーソナルカラー診断を受けたところでは、ジュエリーはゴールド色が似合う、シルバー色のものは身につけないほうがいいと言われた」とか、「似合わない色のものは着ないほうがいい、バッグや靴も全て似合う色にしたほうがいい、似合わない色は捨てたほうがいい」と言われたなど、私からすると信じられないような話がたくさんあります。人がお金を出して買ったものを「捨てたほうがいい」と言ってしまえるとは、ある意味すごい話です。
もちろん、どんな色を着るかは個人の自由ですから、靴やバッグも含めて全身を自分のパーソナルカラーで揃えたいということでしたら、それはその方の自由ですし、ご自分で似合わない色は捨ててしまいたいと思われるのでしたら、それも自由です。
ただ、もし受けられたパーソナルカラー診断の結果が正確でなかったらどうでしょうか?実は別のシーズンでした、となったら、本当は似合う色だったのに、似合わないと思って捨ててしまっていては、後の祭りです。実際、そういう方が結構うちにはいらっしゃるのです。
ですので、パーソナルカラー診断を受けても、靴やバッグも含めた全身をご自分のパーソナルカラーにする必要はありませんし、ご自分のパーソナルカラー以外の色はもう着られないから、身につけられないからと捨ててしまう必要もありません。逆に、そのようなアドバイスをする方はあまりにも無責任ですしプロとは言えません。]]>パーソナルカラーセミナーhttp://blog.iris-color.jp/?eid=9942882013-07-09T19:16:00+09:002013-07-09T11:19:27Z2013-07-09T10:16:00Z 「パーソナルカラーセミナー」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?おそらく、そのほとんどが、「パーソナルカラー=自分に似合う色だから、そのセミナーに参加すれば、自分に似合う色、パーソナルカラーがわかるのではないか。」というものでしょう。少...イリスパーソナルカラーもどき
おそらく、そのほとんどが、「パーソナルカラー=自分に似合う色だから、そのセミナーに参加すれば、自分に似合う色、パーソナルカラーがわかるのではないか。」というものでしょう。
少し前の話になりますが、昨年の12月、ある女子大で「パーソナルカラーセミナー」を実施しました。基本的には学生達主催で、各分野の人を招いて話を聞く、といった趣向らしく、その大学に勤務している友人からの紹介で、実施することになりました。
さて、ここで何を話そう、どんな内容にしよう、と考えた時に、前述した「パーソナルカラー=自分に似合う色だから、そのセミナーに参加すれば、自分に似合う色、パーソナルカラーがわかるのではないか。」という参加者からの期待をどう扱うか、という問題に突き当たります。
このブログやWebサイトでも何度も書いているように、参加者が複数いる2時間程度のセミナーやイベント、カルチャー講座などで、参加者全員が自分のパーソナルカラーがわかる、ということはありえません。
しかし、セミナーやイベントの主催者たちは、参加者が期待するのと同じように、さもそれが当たり前かのように頼んできます。
曰く、「2時間で15人くらい集めてイベントをやりたいので、その中でささっと(おいおい)全員のパーソナルカラーの診断をお願いしたいんですが。」とか、平気で言ってきますからね。
ひどいのになると、「イベントに参加すればその後の集客に繋がるから宣伝になりますよね。だから無料でお願いできませんか。」とか・・・。
そういうのは理由をお話ししてもちろん全部断ってますけど、きっと、そういう依頼を受ける人がたくさんいるのでしょう。だから、パーソナルカラーのセミナーやイベントなどで自分のパーソナルカラーがわかると思い込んでしまう一般の方、主催者がいて、結局、悪循環が続いてしまうのだと思います。
さて、そんなこんなで、いろいろとセミナーの内容を考えました。今回は学生の主催でセミナーの場は大学、さまざまな職業の人に話を聞く、という趣旨とのことでしたので、若い人達に本当のパーソナルカラーを知ってもらい、これからたくさん見聞きするであろう巷に溢れる「パーソナルカラーもどき」に惑わされないようにしてもらおう、という内容にすることに決めました。
セミナー当日、最初に、「今日のパーソナルカラーセミナーに参加すれば自分のパーソナルカラーがわかると思っていた方はいますか?」と聞いたところ、予想通り、ほぼ全員が手を挙げました。
そこで、「パーソナルカラーというのはこういうセミナーですぐにわかるようなものではないんですよ。」と言って、本当のパーソナルカラー、本物のパーソナルカラーとはどういうものか、どのようにして診断をするのかを説明しました。
だから、書籍やネット上の自己診断チャートなど何の意味もないし、美容院や化粧品のカウンターで言われる、「あなたたぶん夏ね」などというものがいかに無意味か、ということも話しました(こういう経験がある学生さんも参加者の中に少なからずいました)。
セミナーの最後には、「パーソナルカラーもどき」を見分ける注意点を挙げ、「こういうものに惑わされないようにして下さい、正しいパーソナルカラーを知るまでは、自分自身の好きな色を着ているほうがいいですよ。」と言って締めくくりました。
よく考えると、何だか悲しい話なんですが、あの手この手でお金を使わせようとする人達に対して、賢い消費者になることは必要ですし、特にパーソナルカラーに関しては、それをゆがめて商売にしようという「もどき」の広まりがすごいので、結局このような内容になることはやむを得ないのだと思います。もちろん、本当のパーソナルカラーがどんなものかを知ってもらい、それを実際に活用して頂けたら、パーソナルカラーコンサルタントとして、こんなに嬉しいことはありません。
]]>私の肌はブルーベース???http://blog.iris-color.jp/?eid=9942862013-01-31T02:55:00+09:002015-05-12T04:19:44Z2013-01-30T17:55:00Z「私の肌はブルーベースなので」
「私はイエローベースだから」
こういう言い方を、よく見聞きします。どうしてそのように思っているのか、理由は知りませんが、この言い方、間違っているんですよね。
人間がブルーベースだとか、イエローベース、ということはあ...イリスパーソナルカラーもどき
「私はイエローベースだから」
こういう言い方を、よく見聞きします。どうしてそのように思っているのか、理由は知りませんが、この言い方、間違っているんですよね。
人間がブルーベースだとか、イエローベース、ということはありません。
これはパーソナルカラーではありませんし、間違った考え方です。
パーソナルカラーの基本は、まず、肌の下地の色(見かけの色ではありません)がクールかウォームに分かれ、肌の下地がクールの人にはブルーが下地の色、つまりブルーベースの色が肌に調和する、肌の下地がウォームの人にはイエローが下地の色、つまりイエローベースの色が調和する、ということです。
何でクールとウォームが分かれるのか、何で決まるのかは、お客様には最初にご説明しますし、生徒さんに教えていることですので、ここでは書きません。が、決して、見た目が青いとか黄色いということではありません。例えば、見かけが黄色いクールの人もいます(私たち日本人は黄色人種ですし)。
なので、パーソナルカラーの診断の際は、まず最初に、肌の下地がクールかウォームかをテスターを塗ってチェックします。逆に言えば、見かけの肌の色や、ましてや髪の色だの目の色だの血色の色だのを見て、「この髪の黒はブルーベースの黒」だとか、「この血色の色はイエローベースの赤」というようなことを見ているのは、何の意味もありません。
]]>久々ですhttp://blog.iris-color.jp/?eid=9942872013-01-31T01:16:00+09:002013-01-30T18:28:24Z2013-01-30T16:16:00Zブログの更新をしなければ、と思いながら、時は過ぎ、今見てみたら、なんと最終更新は2010年9月(6周年って、、昨年の8月で8周年ですよ・・・)。2年以上も更新してなかったのですね。自分では1年位の感じでした・・・。書きたいことはたくさんあって、メモ(ブログのネタ)もい...イリス雑感
書きたいことはたくさんあって、メモ(ブログのネタ)もいろいろストックしてあるのですが、なかなか更新に至りませんでした。
これから少しずつ文章としてまとめて、出していこうと思います。
]]>6周年http://blog.iris-color.jp/?eid=9942852010-09-25T17:39:00+09:002010-09-25T08:39:22Z2010-09-25T08:39:00Zイリスは、今年の8月で、オープンより6周年を迎えました。現在は、7年目。始めた頃は、何年もつか全く予測もつかず、正直、途中でやめてしまおうかと思ったことも何度かありました。それでも、何とかここまでやってこれて、自分でもよくやってきたなあと思いますし、お客...イリス雑感
始めた頃は、何年もつか全く予測もつかず、正直、途中でやめてしまおうかと思ったことも何度かありました。
それでも、何とかここまでやってこれて、自分でもよくやってきたなあと思いますし、お客様や生徒さんには本当に感謝しています。
普段はあまり何周年、というのは気にしないのですが(今回も気がついたら6周年だった、という感じ)、自分で感慨深い想いになることがまれにあります。しかも結構ささいなことです。
最初に感じたのは、3年を過ぎた頃、サロンで使っていた自分用のスリッパがだめになり、交換した時。ああ、交換が必要になるくらい使ったんだ、と一人でしみじみしました。
次が、結構最近なのですが、この3ヶ月くらいで仕事用の色見本(カラーファン)を新しいものに交換した時。このカラーファンは私が本格的にパーソナルカラーの勉強を始めた時に購入したものなので、もう9年くらい前から使っているものだと思います。段々と汚れてきて、一部破れたりもして補修をしながら使っていたので、いつか換えないといけないなあとは思っていたのですが、なんというか、自分がこれまで勉強・仕事をしてきた証のようなものなので、なかなか交換できずにいました。
しかしカラーファンが新しいバージョンのものになり(従来のものよりも発色がやや鮮やかに、色も全体的にやや濃くなった)、お客様にお渡しするカラーファンと違ってもいけませんので、私の仕事用のカラーファンも新しいものに交換することにしました。シーズンごとに新しいバージョンになる時期が違いましたので、先日、最後のシーズンを新しいものに交換し、全シーズン交換完了。
上の写真は、新旧の春のカラーファン。左が今まで使っていたもの。右が2代目の新しいものです。やっぱり、古いものは薄汚れていますね。でも新しいのは馴染むまで結構使いにくいんですよ。
これまでずっと使ってきたカラーファンは、自分の歴史の一部のような気がします。でも、カラーファンを新しくして、気持ちも一新、この2代目カラーファンとこれから頑張っていこうと思います。
]]>ラジオに出演しましたhttp://blog.iris-color.jp/?eid=9942802010-01-13T19:33:00+09:002010-01-15T16:23:16Z2010-01-13T10:33:00Z昨日(1月12日)、RCCラジオの「桑原しおりの基町こまち」(火曜〜金曜 15時〜17時)という番組に出演しました。知り合いに聞かれると恥ずかしいので、誰にも言わずに出演(笑)。実は、この番組のパーソナリティである桑原しおりさん(桑ちゃん)は、高校の時の同級生。...イリスお知らせRCCラジオの「桑原しおりの基町こまち」(火曜〜金曜 15時〜17時)という番組に出演しました。知り合いに聞かれると恥ずかしいので、誰にも言わずに出演(笑)。
実は、この番組のパーソナリティである桑原しおりさん(桑ちゃん)は、高校の時の同級生。カラーコーディネーターの人に話を聞こう、となった時、彼女が、「同級生にそういう仕事をしている人がいる」、という話になり、今回の出演に至りました。
しかし、緊張しました。今回はラジオでしたので、映っていないと思えばテレビなどよりはましですが、それでも結構緊張しました。
さて、何を話したかといえば、「魅力を引き出す色」、ということで、「パーソナルカラー」や「パーソナルカラー診断」とはどんなものか、というのを紹介する、ということだったのですが、正直、うまく話せませんでした。事前に桑ちゃんに少しパーソナルカラー診断を受けてもらい、うまく話を引き出してもらうようにしたのですが、話す時間は15分くらいですし、なかなか短くまとめるというのは難しい。
似合う色グループは4つに分かれていて、それぞれに四季の名前がついていること、診断の際には、まずは肌の下地でクールとウォームに分かれること(これは髪の毛を染めようが日焼けしようが変わりません)、そして肌の下地がクールの方にはブルーベースの色(夏・冬)が似合うこと、肌の下地がウォームの人はイエローベースの色(春・秋)が似合うこと、最終的に1つのシーズン(最も似合う色グループ)の診断を行うこと、そしてそれぞれの四季の色の特徴の説明など、大事なことは話しましたが、ビジュアルがないので言葉だけの説明となり、聞いていた方にわかって頂けたのか、ちょっと不安です。
ただ、肌の下地(クール/ウォーム)の説明も出来ましたし、似合う色だけでなく、診断には個性や気質も取り入れている(イメージコンサルティングに必要)ということや、診断には時間がかかることも話せたので、化粧したままの人を見ただけで判断するような「パーソナルカラーもどき」を「パーソナルカラー」だと思っている方には、少しでも認識を改めて頂けたのではないか、と思っています。
でも、お越し頂くお客様とお話をしていてもいつも思うのですが、本当にこの仕事は、「オーダーメイド」なんですよね。私は自分のことを、オーダーメイドを行う「パーソナルカラー職人」だと思っています。お一人お一人に時間をかけて、その方に最も似合う色グループを診断し、似合うデザインや生地等、その方の魅力を最大限に引き出せるようコンサルティングを行います。そうすると、自信を持って服装品や化粧品などを選んで頂けるようになりますし、それまで眼中になかった色も、似合うなら着てみようということで、新しい色を着て頂けるようになり、周りの人に「それ似合うね」と褒められたりして、最終的に、今まで気がつかなかったご自身の魅力を再発見して頂けるのです。そのお手伝いが出来るのですから、本当に興味深い仕事です。
あ、皆さん、RCCラジオ、「桑原しおりの基町こまち」、聞いて下さいね!]]>あけましておめでとうございます 2010年http://blog.iris-color.jp/?eid=9942822010-01-01T08:00:00+09:002010-01-15T16:24:05Z2009-12-31T23:00:00Z あけましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い致します。と言っても、実はこれを書いているのは1月も半ばなのですが、投稿日時は変えられるので、1月1日の日付で投稿します。しかし、昨年もブログの更新頻度が結局少なかったですね。まあ、駄文を書き...イリス雑感
と言っても、実はこれを書いているのは1月も半ばなのですが、投稿日時は変えられるので、1月1日の日付で投稿します。
しかし、昨年もブログの更新頻度が結局少なかったですね。まあ、駄文を書き連ねても仕方がないですし。
読み返していると、結局、「本物のパーソナルカラー」ではなく、世の中には「パーソナルカラーもどき」が広まってしまっていることへの「憂い」や「憤り」みたいなものがあるのですが、そうするとどんどん文章にそれが出てしまって、良くないなあと思い、お客様から聞くお話や問い合わせなどから、昨年の後半はもう、「あきらめ」と言いますか、そういう感じで、ブログを書くのが嫌になってしまった部分はあるんです。
まあ、そういう状況は状況として、自分は自分で、自らの仕事をしっかりとやっていこうと思います。
「パーソナルカラーを知ってよかった」「そちらでパーソナルカラー診断を受けて良かった」というお客様からの言葉を励みに、今年も頑張ろうと思います。
]]>意味がわからない・・・http://blog.iris-color.jp/?eid=9942792009-08-27T01:40:00+09:002010-01-14T11:20:57Z2009-08-26T16:40:00Z以前も「易きに流れる」というエントリーで書いたのですが、パーソナルカラーの勉強をしたい、プロになりたい、という方達からのお問い合わせをよく頂くのですが、最近、その中で、「この人達は本当にプロになりたいのだろうか」ということも含めて、正直、「意味がわから...イリス雑感易きに流れる」というエントリーで書いたのですが、パーソナルカラーの勉強をしたい、プロになりたい、という方達からのお問い合わせをよく頂くのですが、最近、その中で、「この人達は本当にプロになりたいのだろうか」ということも含めて、正直、「意味がわからない」と思うことが、度々あります。
曰く、「化粧を取ってもらうのは無理で、一人5分ぐらいしか時間がないんですけど、それでパーソナルカラーの診断をしたいんですが、そういうの出来るようになりますか?」とか、「宿題が多いということですが、仕事もしてるしあまり時間がないんですけど、それでも出来ますか?」「2、3ヶ月くらいで資格を取って仕事を始めたいんですけど、可能ですか?」「そちらで勉強したら、どこでも通用するのですか?」「そちらのスクールのコンセプトは?」等です。
まず、びっくりしたのがこれです。
「化粧を取ってもらうのは無理で、一人5分ぐらいしか時間がないんですけど、それでパーソナルカラーの診断をしたいんですが、そういうの出来るようになりますか?」
→これは「パーソナルカラー診断」ではありませんし本物のパーソナルカラー診断ではこんなことはあり得ません。これは、私が最も問題があると考えていることで、それはホームページにも嫌というほど書いています。うちで勉強された場合、その後どういう形態でお仕事をされようとその方の自由ですが、うちではパーソナルカラーもどきは教えていませんし(パーソナルカラーもどきは個人の印象・感性なので教えることは何もないのですが)、本物のパーソナルカラーを勉強したら、こういうことははっきり言えばお客様を騙すことになるので、決して出来なくなると思います。うちのホームページを見て、なぜこういう質問が出るのか、本当に不思議でした。
「宿題が多いということですが、仕事もしてるしあまり時間がないんですけど、それでも出来ますか?」
→時間は作るものだと思います。本当にパーソナルカラーの勉強をしたい、プロになりたい、と思われるのであれば(やる気があれば)、時間をやりくりされるのではないでしょうか。私自身、勉強で大阪に通っていた時はフルタイムで仕事をしていましたし、休みが月に2、3日という状況でした。やる前からこういうことを言われる方は、本当にやる気があるのかな、と思ってしまいます。
「2、3ヶ月くらいで資格を取って仕事を始めたいんですけど、可能ですか?」
→プロ用養成コースである専門コースの受講期間はWebサイトをご覧頂ければわかるようになっています。楽をして履歴書に書ける資格を取って、早くお金を儲けたい、という人達なのかな、と思ってしまいます。お金を頂くプロになるのに、なぜ短い時間で簡単に出来ると思うのでしょうか。プロとしての責任感よりも、お金儲けのほうが大事なのでしょう。
「化粧をしたまま一人5分」の最初の質問のようなケースも含めて、こういう人に仕事を頼む人達も、そろそろ本当のパーソナルカラー診断がどういうものか、認識を改めて頂きたいなと思います。
私も、パーソナルカラーの仕事をしている、と言うと、以前は、カラーセミナーやイベントをやってくれませんか?という依頼が結構来ていました。ですが、どんな内容かを聞いてみると、「パーソナルカラーは似合う色がわかるんですよね、2時間のセミナー/イベントで15人ほど集めたいので、その方たちに似合う色を診断して下さい」「カルチャーのカラーコーディネート講座で参加者のパーソナルカラーの診断をして下さい」といったもので、本当のパーソナルカラーですとそれは明らかに無理ですので、全員の診断は無理である理由を説明し、別の内容(例えば、パーソナルカラーはどういうものなのかを話して、それを知ればどんないいことがあるのかや、どんなに便利なものか、という話や、一般的な色の話など)はどうかと提案するのですが、結局、「カラーセミナー」や「カラーコーディネート講座」などに参加する人達が知りたいのは「自分に似合う色」なので、話が合わずに全てお断りしました。なので最近はそういう話もとんと来ません。商売のことだけを考えるのなら、妥協してそういった話を受ければいいのかもしれませんが、そんなことは絶対にしたくないですし、出来ません。
で、そういう仕事を受ける人達は、結局、化粧をしたまま見ただけでパーソナルカラー診断をしている人達ですから(=パーソナルカラーもどき)、仕事を頼む側やお客様、カルチャーの生徒さん達が、パーソナルカラーってこういうものなんだな、と思ってしまい、間違ったものが広まる、という悪循環に陥っているのです。
「そちらで勉強したら、どこでも通用するのですか?」
→どこでも、というのがどこのことなのかよくわかりませんし、他のスクールのことなのでしたら他所のことはご自分で調べて頂きたいですし私に聞かれても困りますが、うちでは「本物のパーソナルカラー」しか教えていませんし、実際に、他所で勉強したけど結局何も学べなかった、ということで、受講されている生徒さんも何人もいらっしゃいます。
「そちらのスクールのコンセプトは?」
→Webサイトにも書いていますが、間違ったもの(パーソナルカラーもどき)がはびこる本当にひどい今の状況の中で、本物のパーソナルカラー、そしてその素晴らしさを、一人でも多くの方に知ってもらいたい、という想いでやっています。
で、こういうことを聞いてくる方の多くは、結局、うちでは勉強されません。手っ取り早く資格を出してくれるスクールに行かれているのでしょうか。そして、3ヵ月後くらいには仕事としてやっているのでしょうか。
私には、本当に、意味がわかりません。]]>ドレイプの枚数http://blog.iris-color.jp/?eid=8692862009-05-23T09:10:06+09:002010-01-13T16:51:23Z2009-05-23T00:10:06Z時々、ドレイプ(顔にあてる色の布のこと。私は布ではなく、布よりも使いやすいボードを使用しています)の枚数を聞かれることがあります。
曰く、
「コンサルティングの時に使用するドレイプは何枚くらいなのですか?」
「スクールコースの教材のドレイプは何枚で...イリス雑感
曰く、
「コンサルティングの時に使用するドレイプは何枚くらいなのですか?」
「スクールコースの教材のドレイプは何枚ですか?」
というものです。
こういうお問い合わせをしてこられる方は、間違いなく、ドレイプの枚数は多いほうがいい、と思っていらっしゃいます。
私自身も、パーソナルカラーに興味を持って本を買ったりしてあれこれ自分で調べていた時や、最初に勉強らしきことを始めた時、ドレイプが欲しくて色々探したことがあったのですが、その際、なるべくなら枚数が多くて値段が安いほうがいい、と思っていたものです。
今になってみれば、それがいかに意味のないこと、間違った認識だったのかがよくわかります。
私は36枚のドレイプを使いますが、36枚と聞くと、「結構少ないんですね」という感想を持たれる方もいらっしゃいます(やはり多いほうがいいと思っているためにこのような感想が出るのでしょう)。しかしその36枚は、全て理由があって選ばれた36枚ですし、どの色相・色を、いつ、どのように使うのか、非常に細かく決まっており、全てに意味があります。それを知れば、ドレイプは36枚で十分だということがわかるのです。
よく、120枚(1シーズン30枚×4シーズン)のドレイプが売られていますが、私が以前勉強した際には、その120枚の意味や使い方は何も教わりませんでした(意味はもともとないから当たり前ですが)。教わったのは、布の当て方とめくり方ぐらいです。しかも、きちんとした勉強をしてからこの120枚を見ると、そもそもなぜこの色がこのシーズンに?という、シーズンを間違っているものがたくさんあることに気がつきましたし、シーズンが合っていても、意味があってその色が選ばれているわけではないので、意味なくむやみに枚数が多いだけ、ということもよくわかります。
枚数が多いと実は混乱するだけです。色の専門家なら、本来その程度のことは知っていて当たり前なんですけどね…。]]>パーソナルカラーに興味のある方に伝えたいことhttp://blog.iris-color.jp/?eid=8535812009-03-19T04:45:07+09:002009-03-24T10:17:44Z2009-03-18T19:45:07Z結論から行きます。
パーソナルカラーに興味があって色々調べている中で、なぜかこのブログに辿り着いた方にお伝えしたいのですが、それは、「パーソナルカラーもどきに惑わされるくらいなら、ご自分の好きな色を好きなように着て下さい。」ということです。
以下は...イリスパーソナルカラーもどき
パーソナルカラーに興味があって色々調べている中で、なぜかこのブログに辿り着いた方にお伝えしたいのですが、それは、「パーソナルカラーもどきに惑わされるくらいなら、ご自分の好きな色を好きなように着て下さい。」ということです。
以下は、先日お越しになったお客様から聞いた話です。
そのお客様はあるデパートで行われたパーソナルカラーのイベントに参加され、自分も受けてみたいと思い、インターネットで色々と検索されていたそうです。最初は東京や大阪などでしかできないんだろうと思って探されていたそうなのですが、たまたま広島で検索したらうちのサイトが見つかり、そのままうちにお越しになりました。
その、デパートでのイベントの内容が相変わらずで(確か以前もデパートでのイベントでの似たような話をブログの記事にしたことがあります)。
専門学校で講師をしているという人がやっていたらしいのですが、時間は30分ほど、参加者の中から2名を選び、もちろんお化粧をしたまま、ライトもなく、イエローベースとブルーベースのドレイプを両肩にあてて、「どっちがいいですか?」などと参加者の人達に聞いていたそうです。そしてその結果が、一人の人には「あなたは中間タイプだからどちらも似合うけど、どちらかと言えばこっちね」というものだったそうです。
突っ込みどころが満載過ぎてどこから行こうか迷うくらいですが、まず、
化粧をしたままドレイピングをする
ありえないです。この時点で「パーソナルカラー」ではありません。
ライトを使用せずにドレイピングを行う
上に同じ。
「あなたは中間タイプだからどちらも似合うけど、どちらかと言えばこっちね」
これには開いた口がふさがりません。もちろん上に同じ、なのですが、この人が言うようにイエローベースの色もブルーベースの色もどちらも似合うのだったら、イコールどんな色でも似合うということなので、別にパーソナルカラーの診断を受けなくてもいい、ということですよね。
上記の例は2分類ですが、4シーズンの4分類でもこういうことを言う自称カラーアナリストがたくさんいます(この辺のことは本サイトのこのページをご参照下さい)。
曰く、「あなたは夏秋だから両方似合う」だとか、「あなたは冬だけど春の色も結構似合いますよ」とかですね。これは実は、パーソナルカラーの理論を根本から否定しているのと同じことなのですが、こういうことを平気で言ってしまえるような人達は、理論的なことを全く勉強していないので当然と言えば当然なのですが、そんなことには全く気が付いていません。
パーソナルカラーの診断を受けに来るお客様は何が知りたいのか、と言えば、自分に一番似合う色(グループ)、自分を最も美しく見せてくれる色(グループ)を知りたいのです。そして、それがわかるというのが「パーソナルカラー診断」のはずです。上記の例は無料のイベントですからまだしも、高いお金を出して、「あなたは2つのシーズンが似合うからどっちでもいい」とか、「3つのシーズンが似合う」などと言われたら、どうでしょうか?何の意味もない上に、お金を捨てているようなものです。
で、最初の結論に戻るのですが、そんなパーソナルカラーもどきの間違った診断を鵜呑みにするくらいなら、ご自分の好きな色を好きなように着たほうが、精神衛生上も、何倍もいいと思います。
でも、普通の方達はプロの先生が言うのだから、と信じてしまうものですよね。私も何も知らない頃はそうでした(こことかこの辺をご参照下さい)。うちに来られるお客様や生徒さんからも、こういった経験があるという話は、何度も何度も聞きます。それはもう、本当に嫌になるぐらいです。
あるお客様は、最初の診断で「あなたは春だけど冬の色も似合う」と言われ、その次のところでは「夏」と言われたそうです。で、うちに来られて診断をしたら、結果は、「秋」の方でした。この間、10年近く経っていますが、お客様はその結果を信じて、似合うと言われた色を着てはみるものの、何かしっくりこない、と悶々としておられたようです。現在は大変すっきりされたということで、洋服選びや化粧品選びが楽しくなったとおっしゃっていました。
こういう話を聞けば聞くほど、改めて、この仕事の責任の重さを痛感します。なのに、なぜ、見ただけで、「あなたは夏ね」とか言ってしまえるような人がいるのか、私には本当に理解できません。
]]>色についての「迷信」http://blog.iris-color.jp/?eid=8135272009-01-22T20:41:37+09:002009-03-18T19:55:40Z2009-01-22T11:41:37Zメイクやファッションの世界では、色に関して、根拠のない迷信的なことが結構信じられています。曰く、「ほとんどの日本人に似合う色味」とか、「日本人の肌をきれいに見せる色」、「誰にでも使える万能色」、「年を取ったら華やかな色を使うべき」なんていう類のものです...イリス雑感ほとんどの日本人に似合う色味」とか、「日本人の肌をきれいに見せる色」、「誰にでも使える万能色」、「年を取ったら華やかな色を使うべき」なんていう類のものです。
以前、何となくテレビショッピングを見ていると、カリスマ美容家みたいな人が出てきて、自分で作った化粧品を売っていました。画面からの判断ですが、イエローベースのファンデーションを塗って、それでそのモデルさんは肌がきれいになったように見えました。なのでこのモデルさんはきっとウォームの人なんだろうなあと思いながら見ていたのですが、その次に、「どんな人にも万能の効果があるという女優ハイライト」なるものが出てきて、少し紫がかった白のハイライトを目元に使っていました。このハイライトは間違いなくブルーベースの色です。画面からだけでも、明らかにモデルさんの目元がくすんでいました。
なのに、面白いことに、司会の人は「まあーっ、きれい!すごい!」を連発。いくら商売とはいえ、ここまで露骨にできるんだなあと、ある意味感心しました。
雑誌やテレビなどで見るメイクは、実際に普通の方がするメイクとはかなり異なります。雑誌などは一瞬ですし現在ではかなりの修正をしています。またテレビはハイビジョン化というのはありますが、照明がすごいので、そんなにあらが目立ちません(たまにいつもはきれいな肌の女優さんが生の公開番組などに出ていると肌の状態が悪くてびっくりすることがありますよね)。
しかし、雑誌やテレビなどを見て、皆さん期待して化粧品を購入されるようです。カリスマ○○という人達が次から次へと登場しています。その人達が薦めているから、と言う理由で購入する方も多いですね。そこで上記のような「迷信」が登場します、メーカーは商売ですからあの手この手で売りつけようとします。雑誌もその広告媒体の一つに過ぎません。
「年を取ったら華やかな色を使うべき」というのは(これは洋服などでもよく言われますが)、パーソナルカラーの観点で言えば迷信でしかありません。秋のくすんだ色が似合う方や夏の淡いパステルカラーが似合う方は、一生その色が似合うのです。年齢を重ねたからと言って急に鮮やかな色が似合うようにはなりません。
よく、新聞やテレビなどで、一般の方(特に年配の方)を対象にした「おしゃれ講座」「変身講座」みたいな企画を見かけます。女性ならメイクとファッション、男性はファッションのみなのですが、それを見るたび、この「年を取ったら華やかな色を使うべき」という迷信がこれほどまかり通っているのかと驚くとともに、ファッションでは、「年を取ったら若々しいデザインで活気を出す」というような迷信が加わり、ものすごいことになっているのにも驚きます。
こういう企画は、一般の方をモデルとして、メイクやヘア、ファッションなど、その道のプロと言われる人達がその方を「改造」していくのですが、パーソナルカラーを無視した鮮やかな色使いと本人のイメージ(私達が使うパーソナルカラーにはイメージも含まれています)を無視したファッションで、「無理に若作りをしました」感が否めない仕上がりになっているものがほとんどです。ビフォアとアフターの写真を見ても、前のほうがご本人に合っているなあ、と思うことが多いのです。
こういったものは、その道のプロの方達が、パーソナルカラーの知識がないのはもちろんのこと(もし知識があれば、「年を取ったら華やかな色を」などと言うことは言えるはずがない)、ご自分のセンスに自信があってご自分の感性でいいと思うものを人に薦めており、その方一人一人に合ったものを薦めているわけではないので「改造」というよりは「改悪」になってしまっているのです。きっと、あの変身後、ほとんどの人は居心地が悪く感じて元に戻っていると思います。
ご自分の正しいパーソナルカラー(イメージも含まれます)を知れば、こういった「迷信」に惑わされることはなくなるんですけど、「本物のパーソナルカラー」がなかなか広まらず、「パーソナルカラーもどき」が幅を効かせている現状では、難しいかもしれません。]]>パーソナルカラーと化粧品 ?ポイントメイク編http://blog.iris-color.jp/?eid=7944082009-01-15T19:55:04+09:002009-01-22T11:45:37Z2009-01-15T10:55:04Z「パーソナルカラーと化粧品 ?ファンデーション編」という遠い過去の記事の続きです(今年は更新回数を増やそう、という意気込みが続いているうちに書いてしまいます)。
前回は、「パーソナルカラー診断を受ける前にご自分に似合う色の化粧品を使っている方が少ない...イリスメイクパーソナルカラーと化粧品 ?ファンデーション編」という遠い過去の記事の続きです(今年は更新回数を増やそう、という意気込みが続いているうちに書いてしまいます)。
前回は、「パーソナルカラー診断を受ける前にご自分に似合う色の化粧品を使っている方が少ない理由」について、ファンデーションを中心としたベースメイクのことを書きました。今回はポイントメイクについてです。
まず、アイシャドウについて。
アイシャドウでお客様がよくおっしゃるのが、「ブルー系をつけると変になる、おかしい」というものです。自分はブルーが似合わないのではないか、と思われている方も多いですね。
もちろん、その方の似合う色(シーズン)のブルーなら似合うはずですが、基本的に、市場で売っているブルー系のアイシャドウは、ほとんどがクール(夏と冬)の方に似合うブルーベースのものなのです。
ですので、ウォーム(春と秋)の方がブルー系のアイシャドウをつけると、目がはれぼったく見えたり、あざのように見えたりと、何もいいことはありません。春の方なら春のターコイズブルー、秋の方なら秋のブルーグリーンがお勧めなのですが、これらのイエローベースのブルー系は、一般にはあまり売っていませんね。
同じようにブルーベースが多いのがピンクとパープルです。ピンクのアイシャドウやチーク、口紅などは、市場で売っているものはほとんどがブルーベースです。ピンクは女性の方なら好きな方が多いので(特に春の方はピンクがよく似合います)、ウォームの方には辛い所です。
ですので、ウォームの方は結局、ベージュやブラウンなどの色に落ち着いてしまう、ということが多いようです。しかし、ベージュやブラウンにもイエローベース、ブルーベースのものがありますので、その辺の見極めは普通の方には難しいため、似合う色が見つからずにアイシャドウはほとんど着けなくなってしまった、という方もお客様にお話を聞いていると多いですね。
また、日本人は、マスカラやアイラインは黒一辺倒です。
パーソナルカラーの観点で言えば、真っ黒を顔にのせてもいいシーズンは一つだけです。それ以外の方には、お顔の上に直接真っ黒をのせるのは、肌にきつ過ぎます。
ですが、みなさん、目を大きく見せたい、ぱっちりさせたい、くっきりさせたい、という考えで、黒を使われています。メーカーも、アイラインやマスカラは黒しか作っていないというものも多いですね。ですが実際は大きく見せるのに必ずしも黒は必要ないですし、黒は収縮色でもあります。目の周りが真っ黒で肌に調和せず、きつい印象を受ける方が少なくありません。
髪の毛や眉だと、黒は重いとかきつい、と思われているのに、なぜマスカラとアイラインだけは黒がいいと思われているのか、いつも不思議に思います。
チークに関しては、他の化粧品に比べて、割とブルーベースの色もイエローベースの色も偏りなくありますし、普通の方が見てもわかりやすいのではないかと思います。ただ、チークは、ベースを間違えるとかなり顔がくすみますので、影響は結構大きいです。
口紅もチークと同様、ブルーベースの色もイエローベースの色も偏りなくありますし、見てわかりやすいですね。
ただ、最近は口紅を塗らない人や淡い色、ヌードカラー、グロスだけ、という人が、特に若い世代を中心に増えています。
淡い色やヌードカラーが似合う方ならいいのですが、そうでない方がそれらの色をつけられていると、顔色が悪く見えることも多いです。普段ならまだしも、ブライダルや成人式など、華やかにドレスアップする際にもかなり薄い口紅やグロスをつけられる方が多いのですが、当然流行もありますが、個人的には、肌も美しく見えないし、華やかさがなく大変残念です。場にふさわしい、TPOを考慮したメイクが必要なのは言うまでもありません。
「濃い口紅をつけると下品でけばけばしくなるのではないか」「メイクが濃すぎると思われるのではないか」、と心配している方が多いのですが、パーソナルカラーの考え方で言えば、その方に合った色の強さというのがありますので、似合う色で似合う強さのものをつけて頂ければ、肌が美しく見えますし上品に見えます。似合う色と強さなら、決してけばけばしく見えたりはしないのです。]]>あけましておめでとうございますhttp://blog.iris-color.jp/?eid=7944022009-01-02T19:37:04+09:002009-01-22T11:46:44Z2009-01-02T10:37:04Zあけましておめでとうございます。
ブログですが、以前のブログは今月末でサービスが終了するため、年末年始のお休みを利用してこちらに移転を致しました。
このブログの色はあまり気に入ってないのですが、ほかに「これ」といったテンプレートがないため、しばらく...イリスお知らせ
ブログですが、以前のブログは今月末でサービスが終了するため、年末年始のお休みを利用してこちらに移転を致しました。
このブログの色はあまり気に入ってないのですが、ほかに「これ」といったテンプレートがないため、しばらくはこのままで。
しかし、移転作業をしていて思ったのですが、更新してなさ過ぎですね。昨年などはたった3回…。お陰で移転作業は楽でしたが。
今年は、更新回数を増やします。
では、今年も宜しくお願い致します。]]>パーソナルカラーと化粧品 ?ファンデーション編http://blog.iris-color.jp/?eid=7943882008-08-08T01:44:30+09:002009-01-02T20:09:09Z2008-08-07T16:44:30Zパーソナルカラーにとって、化粧品はとても大事なものです。
女性のコンサルティングの際、私は必ず似合う色でのメイクをします。
似合う色の化粧品を使うと、本当に皆さん美しくなります。
似合う色でメイクをしてから、シーズンの色(似合う色)を顔にあてていく...イリスメイク
女性のコンサルティングの際、私は必ず似合う色でのメイクをします。
似合う色の化粧品を使うと、本当に皆さん美しくなります。
似合う色でメイクをしてから、シーズンの色(似合う色)を顔にあてていくのですが、その際のお客様の美しさは、いつも私を驚かせます(時にはご本人も)。そしてその瞬間が、パーソナルカラーというものの素晴らしさを実感できるという意味で、私の最も好きな瞬間なのです。
洋服の場合、ご自分のシーズン以外の色であっても着る方法はいくらでもありますし、洋服というのは色だけで構成されているわけではないので、ご自分のシーズンの色以外でも、ある意味「似合う洋服」、というのはあるわけです。
しかし、化粧品の場合は、肌に直接のせるものなので、アンダーベースの異なる色や似合わない色を使ってしまうと、くすみなど様々な影響がダイレクトに出てしまいます。逆に言えば、パーソナルカラーによる効果が最も出やすいのが化粧品(メイク)である、と言えるでしょう。
これまで多くの方にメイクをしてきましたが、パーソナルカラーの診断を受ける前、ご自分に似合う色の化粧品を使っている方は、実はそんなに多くありません。洋服の場合は結構いらっしゃるんですけどね。
理由は色々ありますが、まず、ファンデーションから。
日本で作られているファンデーションの9割はウォーム(春・秋)の方に似合う、イエローベースのものです。では残りの1割はクール(夏・冬)の方に似合うブルーベースのものかと言えばそんなことはなく、強いて言えば、ピンクベースと言えるようなものです。
ブルーベースのファンデーションはほとんどない、と言っていいでしょう。正しいパーソナルカラーの理論に最初から基づいて作っていなければ、ブルーベースのファンデーションは作れません。
ある有名化粧品メーカーのファンデーションで、そんなに大々的に言っているわけではありませんが、これがイエローベース、これがブルーベースのファンデーション、と分類しているものがあったので色をチェックしたところ、実際には10色あるファンデーションのうちほぼ全て(9色)がイエローベースのファンデーションで、残りの1色のみピンクベースがある、という感じでした。
そこのメーカーの分類基準が面白くて、イエローベース=黄色がかった肌用、ブルーベース=赤み(ピンク)がかった肌用、というものでした。根本から間違ってます。
私達はクールかウォームかを決めるものが何なのか、肌の色とは何か等、肌のことをきちんと勉強します。ですので、上記のような考え方が大間違いであることはすぐにわかるのですが、このような間違った知識を取り入れて有名化粧品メーカーが商品を作ってしまうというのは、いかに間違ったパーソナルカラーが広まっているかの現れでもあります。
ですので、クールの方達はなかなかご自分に合うファンデーションを見つけることは難しく、仕方なくピンクベースのものを使っている(というか、それしかない)、という感じでしょう。
ではウォームの方達は市場にたくさんあるものから選べるので、ご自分に合っているものを使っているかと言うと意外とそうでもなく、同じイエローベースのファンデーションでも、色みや明度が肌にあっていない方がほとんどです。
面白いことに、日本は美白信仰があるためか、かなりの数の方がご自分の肌よりも明るめ(白い)のファンデーションを使っています。ですので、首の色よりもお顔の色がかなり白かったり、白浮きしてしまうような方が結構いらっしゃるのです。
あと結構多いのが、メイクアップベース(下地)や日焼け止め、コントロールカラーなどでグリーンや紫やピンクやイエローなど色がついてしまうものを使っている方で、色は重ねれば重ねるほどくすみますので、本来の効果が期待できないどころか逆に悪くしてしまっていることがほとんどです。
似合う色のファンデーションは、本来のご自分の肌の色にマッチし、肌を更に美しく見せる効果があるのです。
ファンデーション(ベースメイク)がきちんとできれば、メイクの7割は完成したと言っていいでしょう。逆に言えば、どんなに上手く眉が描けようが、アイシャドウがきれいに塗れようが、肌に合った色のファンデーションを使っていなければ、メイクの7割がだめということなので、台無しになってしまうのです。
?に続く予定。]]>オンラインショップをオープンしました!http://blog.iris-color.jp/?eid=7943862008-07-15T16:48:13+09:002009-01-02T10:15:30Z2008-07-15T07:48:13Zパーソナルカラーツールやパーソナルカラーで分類された化粧品・メイク用品を販売するオンラインショップをオープンしました。
パーソナルカラーショップIris(イリス) http://iris.ocnk.net/
会員登録(無料)して頂くと、お買い物に使える300ポイント(300円分)...イリスお知らせ
パーソナルカラーショップIris(イリス) http://iris.ocnk.net/
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