私の肌はブルーベース???
「私の肌はブルーベースなので」

「私はイエローベースだから」

こういう言い方を、よく見聞きします。どうしてそのように思っているのか、理由は知りませんが、この言い方、間違っているんですよね。

人間がブルーベースだとか、イエローベース、ということはありません。
これはパーソナルカラーではありませんし、間違った考え方です。

パーソナルカラーの基本は、まず、肌の下地の色(見かけの色ではありません)がクールかウォームに分かれ、肌の下地がクールの人にはブルーが下地の色、つまりブルーベースの色が肌に調和する、肌の下地がウォームの人にはイエローが下地の色、つまりイエローベースの色が調和する、ということです。

何でクールとウォームが分かれるのか、何で決まるのかは、お客様には最初にご説明しますし、生徒さんに教えていることですので、ここでは書きません。が、決して、見た目が青いとか黄色いということではありません。例えば、見かけが黄色いクールの人もいます(私たち日本人は黄色人種ですし)。

なので、パーソナルカラーの診断の際は、まず最初に、肌の下地がクールかウォームかをテスターを塗ってチェックします。逆に言えば、見かけの肌の色や、ましてや髪の色だの目の色だの血色の色だのを見て、「この髪の黒はブルーベースの黒」だとか、「この血色の色はイエローベースの赤」というようなことを見ているのは、何の意味もありません。
 
posted by: イリス | パーソナルカラーもどき | 02:55 | - | - |-