易きに流れる
ここ1年くらい、パーソナルカラーアナリストorコンサルタント養成コースである専門コースへのお問い合わせをよく頂くようになりました。

基本的に、専門コースは仕事として、つまりプロとしてお客様にお金を頂けるレベルを目指しています。パーソナルカラーコンサルタントとしてプロになりたい、美容師さんやメイクアップアーチストの方で仕事に活かしたいという方が中心ですが、そこまでは考えていないけれど、ゆくゆくはやってみたいという主婦の方なども受講されています。

感心するのは、皆さん小さいお子さんがいらっしゃったり、忙しい仕事を続けながら頑張っていらっしゃるということです。私自身も大阪に勉強の為通っていた時はフルタイムで働いていたので、宿題など勉強量の多さは本当に大変でした。

しかし、やはりプロを目指すとなれば、それ相当の努力が必要なのは言うまでもありません(しかし現実にパーソナルカラーの世界は、それなしでやっている人のなんと多い事でしょう…)。

お問い合わせを頂く中や現在の風潮で少し気になるのは、「資格さえ取れれば仕事として可能だ」→「だから早く資格が取りたい」と思われている方が少なからずいらっしゃるということです。

確かに、勉強した結果が目に見える形で欲しいと言う気持ちはわかります。しかしそれが仕事に直結するか否かはその資格の内容によります。

特に今は資格が乱立しており、カラーに限らず、認定校制度など検定そのものがビジネスになっているようなものも少なくありません。

実力も経験も充分の各分野のプロの方とお話していると、同じような話しをよく聞きます。曰く、資格を持っていても全く使いものにならない、何も出来ない云々。

資格と言うのは、種類にもよりますが、あくまでもその方の勉強してきた証、このくらい勉強しましたという目安であるはずです。実力やスキルを正確に反映しているものかどうかは、その資格の受験要件にもよるでしょう。

例えば3日間講習会か何かに出れば誰でも取れる資格があるとして、その資格にはどれほどの意味があるでしょうか?それは資格をお金で買うのと一緒です。

うちで勉強して頂くとなれば、以前も書きましたがコンサルタント養成コースは最低6ヶ月のコース受講とその後のコース修了認定、そして認定試験と、少なくとも1年以上は集中して勉強・実践しなければ試験を受ける所まで辿り着けません。

そのお話をすると、そんなにかかるんですかと驚かれたり、しり込みして躊躇する方や、大変そうだからもっと簡単に資格を出してくれる学校へ行くという方もいらっしゃいます。

簡単に取れる資格でプロとしての実力が着くと思っているほうがどうかしていると思いますが、お客様の立場で考えた時、そんな人に診断してもらいたい、お金を払おうという気になりますか?しかし、現実にはそういう人は結構いるのです。

結局、易きに流れる人は、本当に実力をつけたいのではなく、ただ単に資格が欲しい、それで箔をつけたい、そしてそれでお金儲けをしたいと思っているのだろうと思います。
posted by: イリス | 雑感 | 23:31 | - | - |-