びっくりするような話
先日、お客様からびっくりするような話を聞きました。

広島のあるデパートで「パーソナルカラー」のセミナーのようなものがあったそうです。そこで、そのお客様は、外見を見ただけで「あなたは秋ね」「あなたは冬ね」と診断されたのだそうです。

見ただけですよ!これはびっくりです。

その際、そのアナリストらしき人物は(こんな人をアナリストと呼ぶのは間違っていますが)、「これは簡易診断だから、自分のサロンに来て5000円払えば、きちんとした診断が出来る」と言い、そこにいた5人の人達はそれを信じてそのサロンに行ったそうです。

しかしそのきちんとした診断とは、髪の毛の色、瞳の色、肌の色を“見ただけ”で「あなたは秋」「あなたは冬」というものだったそうです。

うちに来られるお客様から、間違った診断方法を聞くことは多いのですが、ドレイピングもしないこんなひどい話は初めて聞きました。この人はこれで「パーソナルカラー」と銘打っているのだから、ある意味、たいしたものです。

結局、そのお客様の正しいシーズンは、その診断とは違うシーズンでした(当たり前ですが)。

このお客様達がうちに来られた理由は、「あなたは秋」と言われ、「秋だからゴールドを使ってゴージャスなイメージのメイクを」と自分では納得出来ないアドバイスを一方的に押しつけられたことに不満を持ち(実際、その方はゴージャスなイメージではなく、キュートな感じの方です)、これがパーソナルカラーなのかと疑問を持たれて、インターネットでいろいろと調べられたそうです。そうしてうちのホームページを見つけて来られたという事でした(ほかにもいろいろとプロとは思えない事をたくさん聞きました)。

これは今までに見聞きした中でも最もひどいケースですが、私がショックを受けたのは、このような無責任でいい加減な事がデパートで行われていたということです。

デパートが呼んだ人=ちゃんとした人と一般の方は思いこんでしまうでしょう。企画を立て、人を呼ぶ際に、その人の経歴や実績をチェックしないのでしょうか。おそらく、そのデパートの担当者は「パーソナルカラー」という言葉だけを知っていて、客寄せになりそうだという事で実施されたのでしょう。パーソナルカラーをきちんと知っている人がいれば、そんな人を呼ぶはずはないでしょうから。

以前もここに書きましたが、大きいスクールやカルチャーで教えている、デパートや結婚式場でのイベントを開催している、メディアに取り上げられた、このいずれもがその人が本物であるという事とは全く関係がなく意味がないことは、このケースでもおわかりになると思います。

パーソナルカラーに限らず、自分の見る目を養うことが一番重要だと思います。
posted by: イリス | パーソナルカラーもどき | 02:38 | - | - |-